グランドスタッフの1日|早番・遅番のスケジュールの流れ

グランドスタッフの1日の流れを、早番と遅番のスケジュールで紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、編集部が厚生労働省・文部科学省などの公的機関や、航空会社・空港会社の公式サイトの公開情報を調べて独自に執筆しています。募集要項や就航地は年度や時期によって変わることがあるため、最新の情報は各社の公式サイトで確認してください。紹介しているサービスの一部にはPRを含みます。

グランドスタッフの1日は、朝が早いのか夜が遅いのか、どんな流れで過ぎていくのか気になりますよね。

結論から言うと、グランドスタッフの1日は「早番か遅番か」で大きく変わります。始発便の前に出勤する日もあれば、最終便を見送ってから帰る日もあるんです。

この記事を読むと、早番と遅番それぞれの1日の流れと、時間帯による忙しさの違いがイメージできます。

目次

グランドスタッフの1日はシフトで決まる

先に結論

グランドスタッフは、始発便の出る朝から最終便が着く夜まで、交替制で働きます。そのため1日の流れは、その日が早番か遅番か、夜勤かで変わります。

厚生労働省の職業情報サイト「job tag」では、グランドスタッフは始発便が出発する朝から最終便が到着する夜遅くまで、交替制で勤務すると紹介されています。夜勤をすることもあるそうです。

『毎日同じ時間に出勤するわけじゃないの?』と思う方も多いはずです。実は、飛行機は朝から夜まで飛んでいるので、スタッフも時間をずらして働く必要があるんです。

実際のシフトの組み方の例

JALスカイの公式FAQでは、「早番2日・遅番2日・休日2日」のパターンが紹介されています。募集要項でも、原則として勤務4日、休日2日のパターンと書かれていました。

JALスカイの勤務時間の例(羽田)時間
国内線 早番05:00から13:45、06:30から15:45
国内線 遅番12:35から21:20、15:15から24:00
国際線 夜間の例21:15から06:00

募集要項では、1日の実働は原則7時間45分とされています。早番なら昼過ぎ、遅番なら夜に仕事が終わる、というイメージですね。

休日の曜日は毎週ずれていく

job tagでは、運航が毎日あるため休日も曜日に関係なく交替でとり、シフトを組んで週に2日程度休む場合が多いと紹介されています。

4日働いて2日休むパターンだと、6日で1回りします。そのため、休みの曜日は毎週少しずつずれていくんです。

『土日に友達と遊べないのでは?』と心配になりますよね。土日が休みになる週もあれば、平日に休みが続く週もあります。平日の空いている時間に出かけられるのを楽しみにしている人もいますよ。

勤務時間は会社や空港で違います

ここで紹介したのはJALスカイの羽田の例です。勤務時間やシフトの組み方は会社や空港、年度によって違うので、最新は各社の公式採用ページで確認してみてください。

早番のグランドスタッフの1日

朝一番の便を送り出すところから始まる

早番の日は、まだ外が暗い時間に出勤し、朝の出発便の手続きから1日が始まります。仕事が昼過ぎに終わるので、午後の時間を使えるのが早番のよいところです。

ここでは、羽田の国内線で05:00から13:45の勤務だった日を例に、早番の1日の流れを追ってみます。出勤と退勤の時刻はJALスカイの勤務例で、間の流れは一般的なイメージです。

早番と遅番のグランドスタッフの1日を、出勤から退勤までのタイムラインで並べた図解
早番の1日の流れ(一例)
  1. 05:00 出勤し、制服に着替えてその日の便の情報と担当を確認する
  2. 朝一番の便のチェックインと手荷物の受付をする
  3. 搭乗ゲートに移り、朝の出発便の搭乗案内をする
  4. 交替で休憩をとる
  5. 到着便の対応や、昼前後の出発便の手続きをする
  6. 遅番のスタッフに、その日の状況を引き継ぐ
  7. 13:45 退勤

朝一番の便のチェックインが混む時間帯は、列が途切れないこともあります。「おはようございます、ご搭乗の便を確認しますね」と、一人ひとりに声をかけながら手続きを進めます。

退勤前の引き継ぎで伝えること

早番の最後の大事な仕事が、遅番への引き継ぎです。自分が帰ったあとも、お客様の対応は途切れずに続くからです。

引き継ぎで伝えることの例
  • 遅れや変更が出た便と、その理由
  • 手伝いが必要なお客様が乗る便と、その内容
  • 対応が終わっていないお客様の相談
  • 持ち場の人の配置や、困っていること

「14時台の便に、車いすをご希望のお客様が2名いらっしゃいます」のように、具体的に伝えるのがコツです。受け取る側がすぐ動けるかどうかは、この一言にかかっています。

早朝の出勤はどうしている?

『5時に出勤って、電車は動いているの?』と心配になりますよね。

JALスカイの公式FAQでは、早朝や深夜で公共交通機関が使えない時間帯は、相乗りタクシーや寮と会社の間の送迎バスを手配していると紹介されています。募集要項でも、事業所から40km圏内での送迎の制度があると書かれていました。

遅番・夜勤のグランドスタッフの1日

午後から出勤し、最終便まで見届ける

遅番の日は昼過ぎから夕方に出勤し、夜の出発便や到着便を担当します。最終便が着いて、お客様が空港を出るまでを見届けるのが遅番の役割です。

次は、15:15から24:00の遅番の日を例にしてみます。こちらも出勤と退勤の時刻はJALスカイの勤務例です。

遅番の1日の流れ(一例)
  1. 15:15 出勤し、早番からの引き継ぎを受ける
  2. 夕方の出発便のチェックインと搭乗案内をする
  3. 交替で休憩をとる
  4. 夜の出発便を送り出し、到着便の対応をする
  5. 翌日の便に向けた準備や、片付けをする
  6. 24:00 退勤

遅番では、その日に起きた遅れや変更を早番から受け取るところから始まります。「午前中に遅れが出た便のお客様が、まだ乗り継ぎを待っています」といった情報を聞いて、すぐに動けるよう準備しておくんです。

最終便のあとは翌日の準備

最終便を送り出したら、仕事はもう少し続きます。翌日の朝の便がスムーズに出られるよう、準備をしておくんです。

JALスカイの公式サイトでは、予約記録や他の空港からの情報、引き継ぎの記録をもとに翌日の便を準備する業務が紹介されています。手伝いが必要なお客様の席や、団体のお客様の手配などを前もって整えておく仕事です。

翌朝の早番のスタッフは、この準備があるから朝一番から迷わず動けます。遅番と早番は、こうしてバトンをつないでいるんですね。

国際線では夜通しの勤務も

JALスカイの公式FAQでは、羽田の国際線で21:15から翌06:00の勤務例も紹介されています。国際線の担当になると、夜に働く日もあるんですね。

生活リズムの工夫が必要

早番と遅番、夜勤が入れ替わるので、睡眠の時間がずれやすくなります。休日の過ごし方や寝る時間を工夫して、体調を整えることも仕事のうちと考えておくといいですよ。

勤務形態や休日の決まり方はグランドスタッフの勤務形態で詳しく紹介しています。

早番と遅番、それぞれのよいところ

『早番と遅番、どっちが大変なの?』と気になる方も多いはずです。どちらにも、よいところと大変なところがあります。

早番のよいところ
  • 昼過ぎに仕事が終わり、午後を自由に使える
  • 朝一番の便を送り出す達成感がある
  • 夜はゆっくり休める
遅番のよいところ
  • 朝はゆっくり起きられる
  • 出勤前に用事を済ませられる
  • 1日の最後の便まで見届けられる

どちらが合うかは人それぞれです。シフトが入れ替わるので、両方を経験しながら自分なりのリズムを見つけていく人が多いですよ。

便が重なる時間帯と、仕事の濃淡

1日の中でも、忙しさには波がある

グランドスタッフの1日は、ずっと同じペースではありません。出発便が続く時間帯は手続きが重なり、便の間の時間は準備や引き継ぎにあてられます。

『1日中ずっと走り回っているの?』とイメージする方もいるかもしれません。実は、忙しさには波があるんです。

時間帯の状態主な仕事仕事の濃さ
出発便が続く時間チェックイン、手荷物の受付、搭乗案内手続きが重なり、とても忙しい
到着便が続く時間到着便の対応、乗り継ぎの案内、手荷物の相談到着口と手荷物受取場が中心
便の間の時間次の便の準備、情報の確認、休憩比較的落ち着いている
遅れや欠航が出た時便の変更の案内、人の配置の組み直し一気に忙しくなる
グランドスタッフの1日の中で、便が重なる時間帯と落ち着いた時間帯の仕事の濃さを波の形で示した図解

便が集中する時間帯は、空港や路線、曜日によって違います。例えば朝一番の便が続く時間は、カウンターもゲートも人手が必要になりやすいです。

job tagにも、天候の悪化や災害時には緊急の対応が求められると書かれています。予定どおりの1日になるとは限らないのも、この仕事の特徴です。

持ち場が変わる日、研修の日

グランドスタッフの1日は、担当する持ち場によっても変わります。カウンターの日、搭乗ゲートの日、到着の担当の日では、立つ場所も相手も違います。

各持ち場の仕事内容はグランドスタッフの仕事内容で、到着の担当の流れはグランドスタッフの到着業務で紹介しています。

入社してしばらくは、研修の日もあります。JALスカイの公式サイトでは、半年から1年ほどで基礎のスキルを身につけ、その後も適性に応じて業務の教育や現場での指導が続くと紹介されています。

1日の型どんな日か
カウンターの日搭乗手続きと手荷物の受付が中心
搭乗ゲートの日搭乗案内と定時の出発に向けた誘導が中心
到着の担当の日到着便の対応と乗り継ぎ案内が中心
研修の日新しい業務の知識や、安全についての教育を受ける

グランドスタッフドットコム

エアライン系の学校を比べたい方へ

グランドスタッフを目指す道は、エアライン系の専門学校・短大・大学、社会人からの転職とさまざまです。自分に合う学び方を選ぶには、気になる学校の資料を取り寄せて、接客や語学の授業、空港での実習、就職の支え方を同じ目線で見比べるのが近道です。資料請求で確かめたい点と比べ方をまとめました。

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学科の内容や募集要項、オープンキャンパスの日程は年度で変わります。最新の情報は各学校の公式サイトで確認してください。

グランドスタッフの1日についてよくある相談

気になるのは「体力」と「働き方」

1日の流れを調べている人からは、立ち仕事の多さや、勤務の長さについての相談が多く寄せられます。

相談1:1日中立ちっぱなし?

「グランドスタッフの仕事は1日中立ちっぱなしなのか」という相談はとても多いです。

job tagでも、立った姿勢での作業が多く、旅客の誘導などで歩くことも多いと書かれています。休憩は交替でとりますが、体力が要る仕事なのは確かです。

足に合う靴を選ぶ、休日はしっかり体を休めるなど、自分なりの工夫をしておきましょう。

相談2:デスクワークはどのくらいある?

「1日のうち、座ってする仕事や接客以外の仕事はどのくらいあるのか」という相談もあります。

持ち場によって違います。JALスカイのデスクのように、便の情報をまとめて伝える裏方の持ち場もあります。ただ、入社したばかりの頃はカウンターやゲートなど、お客様の前に立つ仕事が中心になることが多いです。

相談3:地方空港でも丸1日勤務?

「地方空港のグランドスタッフは丸1日勤務なのか、早番と遅番があるのか」という相談もあります。

勤務の形は会社と空港によって違います。便の数や時間帯が大きな空港とは違うので、応募する前に募集要項の勤務時間を確かめておくと安心です。

働く時間の違いを知るのも、やりがいのある職場を選ぶ第一歩ですよ。やりがいについてはグランドスタッフのやりがいと大変なことも参考になります。

よくある質問

グランドスタッフの1日は何時から何時までですか?

早番か遅番かで変わります。例えばJALスカイの羽田国内線では、早番05:00から13:45、遅番15:15から24:00などの勤務例が紹介されています。

グランドスタッフの一日で休憩はありますか?

あります。便の状況を見ながら交替で休憩をとるのが一般的です。休憩の時間や取り方は会社や職場で違います。

早番の日は始発電車で間に合いますか?

公共交通機関が使えない時間の出勤もあります。JALスカイのように、相乗りタクシーや送迎バスを手配している会社もあるので、通勤の制度を確かめておきましょう。

グランドスタッフの1日は毎日同じですか?

同じではありません。早番、遅番、夜勤の違いに加え、カウンターやゲート、到着の担当など持ち場によっても流れが変わります。

早番と遅番は自分で選べますか?

シフトは会社が組むのが一般的で、早番と遅番を交互に経験する形が多いです。希望の出し方は会社によって違うので、説明会などで聞いてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • グランドスタッフの1日は、早番、遅番、夜勤のどれかで大きく変わる
  • JALスカイの例では、早番2日、遅番2日、休日2日のパターンが紹介されている
  • 早番は朝一番の便から、遅番は最終便を見届けるまでが仕事
  • 便が重なる時間と便の間の時間で、仕事の濃さに波がある
  • 持ち場や研修の日によっても、1日の流れは変わる
グランドスタッフドットコム

グランドスタッフドットコム 編集部

空港のグランドスタッフの仕事内容、なり方と進路、専門学校や大学での学び方、採用試験の準備、航空会社や空港会社ごとの違いを、公的機関と各社の公式情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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