当サイトの記事は、編集部が厚生労働省・文部科学省などの公的機関や、航空会社・空港会社の公式サイトの公開情報を調べて独自に執筆しています。募集要項や就航地は年度や時期によって変わることがあるため、最新の情報は各社の公式サイトで確認してください。紹介しているサービスの一部にはPRを含みます。
グランドスタッフを目指して学校を探し始めたものの、エアライン系の専門学校や大学が多くて、どこから見ればいいか迷っていませんか。学校のサイトを1校ずつ開いていくと、それだけで疲れてしまいますよね。
結論から言うと、エアライン専門学校の資料請求は「比べる点を先に決めてから」取り寄せると、届いた資料がぐっと読みやすくなります。
この記事では、資料で確かめたい6つの点と、一括資料請求の流れ、届いた資料の見比べ方、オープンキャンパスで聞く質問まで順番に紹介します。
エアラインの専門学校、資料請求から始めていいの?
資料請求は、学校選びの最初の一歩にちょうどいい方法です。無料で取り寄せられる学校が多く、家で保護者と一緒に読めるのも良いところです。
『資料請求って、申し込んだら営業の電話がたくさん来そう』と心配する方も多いはずです。
その気持ちは自然です。ただ、資料は学校の授業や実習、学生への支え方を一番まとめて見られる材料なんです。
学校のサイトは見やすい反面、情報が何ページにも分かれています。冊子の資料なら、同じ順番で並んでいることが多いので、何校かを横に並べて比べやすくなります。
資料で分かること、分からないこと
資料にも得意・不得意があります。先に知っておくと、オープンキャンパスで何を聞けばいいかも見えてきますよ。
| 資料で分かりやすいこと | 資料だけでは分かりにくいこと |
|---|---|
| 学科やコースの名前と、学べる科目 | 授業の雰囲気や、先生との距離感 |
| 実習や学外での学びがあるか | 実習に参加できる人数や回数の実際 |
| 語学の授業や検定の対策があるか | 自分の今の英語力で付いていけるか |
| 就職の支え方の仕組み | 支えがどのくらい手厚いと感じるか |
| 校舎の場所や通学の手段 | 朝の通学ラッシュや、帰りの時間帯の様子 |
左の列は資料で確かめて、右の列はオープンキャンパスや個別相談で聞く。こう分けておくと、学校選びの時間を短くできます。
そもそも学校に行かないとグランドスタッフになれない?
ここも大事なところです。厚生労働省の職業情報サイト「job tag」では、空港グランドスタッフは入職にあたって特に学歴や資格は必要とされない、と書かれています。
一方で、各社の新卒の募集要項には、応募できる学歴の区分が書かれていることが多いです。専門学校や短大、大学のどれを卒業していれば応募できるかは、会社やコースで違います。
進路そのものの考え方はグランドスタッフになるには?必要な学歴・資格と進路の選び方で詳しく紹介しています。募集の内容は年度で変わるので、最新は各社の公式採用ページで確認してみてください。
資料請求で比べる6つの点
学べる範囲、実習の場、語学の授業、就職の支え方、資格取得の支援、通いやすさ。この6つを先に決めておくと、資料を読む時に迷いません。
『資料が届いても、どこを見ればいいか分からない』という声はよく聞きます。
実は、学校の資料はどれも魅力的に作られています。だからこそ、こちらから見る点を決めておくことが大切なんです。

| 比べる点 | 資料で探す場所 | 確かめたいこと |
|---|---|---|
| 1 学べる範囲 | 学科紹介・時間割の例 | 空港の仕事に関わる科目が、どのくらいの割合であるか |
| 2 実習の場 | 実習・学外研修のページ | 模擬カウンターなどの設備や、学外で学ぶ機会があるか |
| 3 語学の授業 | カリキュラム・検定のページ | 英語の授業の時間、英語以外の外国語を選べるか |
| 4 就職の支え方 | キャリア支援のページ | 面接練習や書類の添削など、どんな支えがあるか |
| 5 資格取得の支援 | 資格・検定のページ | どの検定の対策を授業の中でしているか |
| 6 通いやすさ | アクセス・学生生活のページ | 家からの時間、寮や一人暮らしの支え |
1 学べる範囲
グランドスタッフの仕事は、空港のカウンターでの搭乗手続きや、搭乗ゲートでの案内が中心です。job tagでは、航空法や運送約款、入国管理などの知識も仕事で必要になると紹介されています。
資料では、接客やマナーだけでなく、こうした航空の基礎知識を学ぶ科目があるかを見ておきましょう。
例えば、時間割の例に「航空業務」「旅客サービス」のような科目が週に何コマあるかを見ると、学校ごとの力の入れ方が分かりやすいです。
2 実習の場
カウンターでの手続きやアナウンスは、知識だけでは身につきにくい部分です。学内に模擬カウンターや模擬の搭乗ゲートがあるか、学外で学ぶ機会があるかを確かめておくと安心ですね。
資料に写真が載っている場合は、学生がどんな場面で練習しているかもよく見てみてください。
3 語学の授業
job tagでも、外国人の旅客に応対することが多い仕事だと書かれています。英語の授業がどのくらいあるか、検定の対策をしているかは大事な比較点です。
羽田のように英語以外の言語の大切さが高まっている空港もあります。中国語や韓国語を選べる学校かどうかも見ておくと、比べる幅が広がりますよ。
4 就職の支え方
面接練習、エントリーシートの添削、企業の説明会など、就職の支え方は学校ごとにかなり違います。
ここで気をつけたいのは、実績の数字だけで判断しないことです。どんな支えを、いつから、どのくらい受けられるかという中身を見てみてください。
5 資格取得の支援
グランドスタッフに入社前から必須の資格はありません。それでも、英語の検定や、旅行の知識を学べる国家資格の旅行業務取扱管理者に取り組む学校もあります。
資格は語学力や知識を示す材料の一つ、と考えるのがちょうどいい位置づけです。授業の中で対策があるのか、希望者だけなのかも見ておきましょう。
6 通いやすさ
毎日通うことを考えると、通いやすさは思っている以上に大事です。家からの時間、寮の有無、一人暮らしの支えなどを資料で確かめておきましょう。
専門学校の修業年限は1年以上で、2年の学校が多いとされています。校名に「専門学校」とあれば認可を受けた学校で、「専門学院」など似た名前には無認可の学校もあると文部科学省が案内しています。
6つの点に、自分なりの順番をつける
6つの点は、どれも同じ重さで見なくて大丈夫です。人によって、どこを大事にしたいかは違いますよね。
例えば、英語に自信がない人は「語学の授業」を一番に、家から遠い学校も考えている人は「通いやすさ」を一番に置く、という具合です。
| 今の自分の状況 | 先に見たい点 |
|---|---|
| 英語に苦手意識がある | 語学の授業、資格取得の支援 |
| 人前で話すことに慣れていない | 実習の場、就職の支え方 |
| 家から通える学校が少ない | 通いやすさ |
| 空港以外の仕事も少し気になる | 学べる範囲 |
順番を決めたら、見比べ表の上から並べ替えておきましょう。資料を読む時に、自分にとって大事な点から目に入るようになります。
一括資料請求の流れと、申し込む前の準備
複数の学校の案内を、1回の入力でまとめて無料で取り寄せられる仕組みがあります。1校ずつ申し込む手間が減り、比べる材料をそろえやすくなります。
『何校も申し込むのは面倒だな』と感じますよね。そんな時に便利なのが、一括で資料を取り寄せる方法です。
学校選びのサイトなどで、気になる分野や地域から学校を選び、名前や住所を1回入力すると、選んだ学校から資料が届きます。資料自体は無料の学校が多いですが、念のため申し込み画面で確かめておきましょう。
申し込みの流れ
- 比べる6つの点をメモして、見たいことを決めておく
- エアライン系や観光系など、気になる分野と通える地域で学校を探す
- 専門学校と大学・短大を混ぜて、3〜5校ほど選ぶ
- 名前・住所・学年などを入力して申し込む
- 届いた資料を同じ表で見比べる
- 気になった学校のオープンキャンパスを予約する
最初から1校に絞らず、専門学校と大学・短大を両方入れておくのがおすすめです。並べてみて初めて、自分に合う学び方が見えてくることも。
大学と専門学校のどちらにするか迷っている方は、グランドスタッフは大学と専門学校どっちから?進路の比べ方も合わせて読んでみてください。
申し込む前にメモしておくこと
入力画面で慌てないよう、先に決めておきたいことがあります。
- 資料を送ってもらう住所と、受け取る人の名前
- 卒業予定の年度(学年)
- 通える地域の範囲と、寮や一人暮らしを考えるか
- 専門学校だけか、大学・短大も入れるか
特に卒業予定の年度は、届く案内の中身に関わることがあります。まちがえないように入力しておきましょう。
高校生は保護者と一緒に
高校生の場合、資料を一緒に見るのは保護者の方であることが多いですよね。
申し込む前に「どの地域まで通えるか」「一人暮らしはありか」を話しておくと、学校を選ぶ時に迷いにくくなります。
気になる学校を10校以上まとめて申し込んでしまい、届いた資料を読みきれないまま積んでしまうケースです。最初は3〜5校にして、足りなければ追加するほうが比べやすくなります。
社会人の方が学び直しを考えている場合も、流れは同じです。入力の時に、社会人の入学を受け入れているか、夜間や短期のコースがあるかを確かめておくと、届く資料を絞りやすくなります。
申し込んだ後の連絡について
資料を申し込むと、学校からオープンキャンパスの案内などが届くことがあります。
『電話が来たらどうしよう』と思う方は、申し込み画面で連絡方法の選択肢があるか見ておくと安心です。届いた案内は、気になる学校のものだけ読めば大丈夫ですよ。
届いた資料はこの表で見比べる
資料を1冊ずつ読むと、どの学校も良く見えてしまいます。6つの点を同じ表に書き写して、横に並べてみましょう。
資料が手元にそろったら、次は見比べる段階です。ここで役立つのが、自分で作る見比べ表です。
下の表をノートや表計算ソフトに写して、学校ごとに埋めてみてください。空欄になったところが、オープンキャンパスで聞くことになります。
| 比べる点 | A校(専門学校) | B校(専門学校) | C校(大学・短大) |
|---|---|---|---|
| 学科・コース名と年数 | |||
| 空港の仕事に関わる科目 | |||
| 模擬カウンターや学外での学び | |||
| 英語の授業と、ほかの外国語 | |||
| 面接練習や書類の添削 | |||
| 授業の中での検定対策 | |||
| 家からの時間・寮 | |||
| 気になった点・聞きたいこと |

埋める時のコツ
資料に書いてあることだけを書き写すのがポイントです。「たぶんありそう」と思ったところは空欄のままにしておきましょう。
例えば、語学の欄に「英語の授業あり」としか書けなかった学校は、週に何回あるのかを聞く候補になります。
- 6つの点がすべて埋まった学校と、空欄が多い学校を分ける
- 空欄はオープンキャンパスで聞くことのメモにする
- 写真や言葉の印象ではなく、書いてある中身で比べる
- 保護者と一緒に見て、気になった点を書き足す
- 学費などのお金の面は、別の欄にまとめて比べる
専門学校と大学・短大を同じ表で比べてもいい?
『専門学校と大学を同じ表に並べるのは変かな』と迷う方もいますよね。
並べて大丈夫です。年数や学び方が違うからこそ、同じ6つの点で見ると、それぞれの良さがはっきりします。
専門学校の学び方をもっと知りたい方は、グランドスタッフの専門学校|エアライン学科の選び方と学べることで、学ぶ内容や選び方を詳しく紹介しています。
オープンキャンパスで聞く質問リスト
見比べ表で空欄になったところが、そのまま質問になります。当日に慌てないよう、聞くことを紙やスマホにまとめておきましょう。
オープンキャンパスは、資料では分からない雰囲気を確かめられる場です。せっかくなら、聞きたいことを持って参加したいですよね。
ここでは、6つの点ごとに聞いておきたい質問をまとめました。全部を聞く必要はないので、自分の見比べ表で空欄になった点から選んでみてください。
| 比べる点 | オープンキャンパスで聞く質問の例 |
|---|---|
| 学べる範囲 | 1年生の時間割で、空港の仕事に関わる授業は週にどのくらいありますか |
| 実習の場 | 模擬カウンターでの練習は、1人あたりどのくらいできますか |
| 語学の授業 | 英語が苦手な状態で入学した人は、どこから学び始めますか |
| 就職の支え方 | 面接練習やエントリーシートの添削は、いつから受けられますか |
| 資格取得の支援 | 検定の対策は授業の中ですか、それとも希望者向けですか |
| 通いやすさ | 寮や一人暮らしの相談は、どこで受けられますか |
在校生に聞けるなら
在校生と話せる時間があれば、毎日の過ごし方を聞いてみるのがおすすめです。
例えば、こんな聞き方ができます。
「授業のあと、アルバイトをする時間はありますか」
「1年生の今、いちばん力を入れている授業は何ですか」
先生に聞くのとは違う、学生目線の答えが返ってくることも。
「この学校に入れば受かりますか」という聞き方は、答えにくい質問です。採用を決めるのは会社なので、学校ができる支えの中身を聞くほうが、比べる材料になります。
当日に見ておきたいところ
質問だけでなく、目で見て確かめたいこともあります。

- 模擬カウンターなどの実習設備を実際に見る
- 授業の体験があれば参加して、説明の分かりやすさを確かめる
- 家から学校までの時間を、実際に通学する時間帯で確かめる
- 学生の身だしなみや、あいさつの雰囲気を見ておく
高校生のうちにできる準備は、高校生がグランドスタッフを目指すには|今からできる準備と進路でも紹介しています。
資料請求でよくある相談
知恵袋などに寄せられている学校選びの相談から、よくある内容を要約して答えています。
ここでは、エアライン系の学校選びでよく見かける相談を3つ取り上げます。同じことで迷っている方は、参考にしてみてください。
相談1 地元を離れて、別の地域の専門学校に進むか迷っている
地方に住む高校生から、都市部にあるエアラインの専門学校に進むか迷っている、という相談はよく見かけます。
まずは、地元の学校と、離れた地域の学校の両方を資料請求して、同じ表で比べてみてください。通いやすさの欄に「寮があるか」「一人暮らしの支えがあるか」を書き足すと、比べやすくなります。
働く空港の候補も合わせて考えておくといいですね。グランドスタッフは全国の空港にいる仕事なので、地元の空港で働く道もあります。
相談2 大学に行くか、専門学校に行くか決められない
『大学のほうがいいのかな、でも早く空港で働きたい』という迷いも、とても多い相談です。
この場合も、片方だけでなく両方の資料を取り寄せるのが近道です。募集要項の学歴の区分は会社やコースで違うので、目指したい会社の公式採用ページも一緒に見ておきましょう。
相談3 海外に住んでいて、日本の学校の情報が集めにくい
海外に住む高校生から、日本の学校をどう調べればいいかという相談もあります。
こういう時こそ、資料請求が役に立ちます。オンラインの説明会や個別相談をしている学校もあるので、資料と一緒に案内を確かめてみてください。
よくある質問
エアライン専門学校の資料請求にお金はかかりますか?
資料自体は無料の学校が多いです。ただ、学校によって扱いが違うこともあるので、申し込み画面で確かめておきましょう。
資料請求をしたら、その学校に入学しないといけませんか?
そんなことはありません。資料請求は比べるための材料集めなので、見比べたうえで選ばない学校があっても大丈夫です。
何年生から資料請求をすればいいですか?
決まった時期はありません。高校1年生や2年生のうちに取り寄せて、どんな学校があるかを知っておくと、3年生で慌てずに済みます。
大学の資料も一緒に取り寄せたほうがいいですか?
大学と専門学校で迷っているなら、両方を取り寄せるのがおすすめです。同じ6つの点で比べると、自分に合う学び方が見えやすくなります。
社会人でも資料請求できますか?
できる学校が多いです。社会人の入学を受け入れているか、学び直しの支えがあるかを資料で確かめてみてください。
まとめ
- 資料請求は、比べる点を先に決めてから取り寄せると読みやすい
- 比べる点は、学べる範囲・実習の場・語学の授業・就職の支え方・資格取得の支援・通いやすさの6つ
- 一括資料請求なら、複数の学校の案内を1回の入力で無料で取り寄せられる
- 届いた資料は同じ表に書き写し、空欄をオープンキャンパスの質問にする
- 専門学校と大学・短大は、両方取り寄せて同じ点で比べてよい
グランドスタッフの仕事の全体像は、グランドスタッフとは?空港での仕事内容・なり方をやさしく解説で紹介しています。学校を選ぶ前に、どんな仕事かを改めて確かめておくのもおすすめです。





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