JALスカイのグランドスタッフ|会社の特徴と仕事

JALスカイのグランドスタッフについて、会社の特徴と仕事を解説する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、編集部が厚生労働省・文部科学省などの公的機関や、航空会社・空港会社の公式サイトの公開情報を調べて独自に執筆しています。募集要項や就航地は年度や時期によって変わることがあるため、最新の情報は各社の公式サイトで確認してください。紹介しているサービスの一部にはPRを含みます。

羽田や成田でJALのグランドスタッフとして働きたいと調べると、JALスカイという会社の名前がよく出てきますよね。JALとはどう違うのか、どんな仕事をするのかが気になるところです。

結論から言うと、JALスカイは羽田空港と成田空港を拠点に、JALグループ便などの旅客サービスを受け持つJALグループの会社です。JALスカイのグランドスタッフは、この会社の社員として空港で働きます。

この記事を読むと、会社の特徴、仕事の範囲、コースと雇用形態、ほかのグループ会社との関係が分かります。

目次

JALスカイはどんな会社?

先に結論

JALスカイは、日本航空が株主の会社で、羽田と成田を拠点にする「空港部門の中核会社」と紹介されています。JALグループ便と、JALが受託している外国の航空会社の便の旅客サービスなどを受け持っています。

『JALとJALスカイって、同じ会社じゃないの?』と思う方も多いはずです。

実は、飛行機を運航するのは日本航空で、羽田と成田の空港で旅客サービスを受け持つのがJALスカイなんです。公式の会社概要に書かれている内容を表にしました。

項目公式の会社概要に書かれている内容
会社名株式会社JALスカイ
設立1982年9月
株主日本航空
羽田事業所東京都大田区羽田空港 第1旅客ターミナル4階
成田事業所成田国際空港内 成田オペレーションセンター6階
主な業務羽田・成田でのJALグループ便とJALが受託する外国航空会社便の旅客サービス業務、ステーションオペレーション業務

会社の情報はJALスカイの会社概要で確かめられます。

羽田と成田、どちらで働く?

JALスカイのよくある質問では、入社する時に羽田と成田のどちらを希望するかを聞き、配属を決めると書かれています。

『どちらも選べるなら迷ってしまう』という方もいますよね。羽田の国内線ではJALは第1ターミナルで搭乗案内をしていて、羽田事業所も第1旅客ターミナルにあります。住む場所や通勤のしやすさも一緒に考えてみてください。

成田事業所は、成田国際空港の中の成田オペレーションセンターにあります。どちらの空港でどんな便に関わりたいかも、希望を考える手がかりになりますよ。

JALスカイのグランドスタッフの仕事

先に結論

JALスカイの旅客サービスは「カウンター」「トラフィック」「ラウンジ」「手荷物サービス」の4つに分けて紹介されています。お客様の出発から到着まで、空港での時間を広く支える仕事です。

公式サイトで紹介されている仕事を表にしてみました。

担当公式サイトで紹介されている仕事
カウンターチェックイン、手荷物の預かり、ロビーコンシェルジュ、スペシャルアシスタンスカウンター
トラフィック出発ゲート、到着便の対応、アサインコントロール
ラウンジレセプション、フロア、コンシェルジュ
手荷物サービス手荷物に関するお客様の対応
JALスカイのグランドスタッフが受け持つカウンター・トラフィック・ラウンジ・手荷物サービスの4つの担当を並べた図解

スペシャルアシスタンスカウンターは、名前のとおり手助けが必要なお客様に向けた窓口です。job tagでも、高齢のお客様や車いすのお客様のサポートは、機械に任せられない仕事として紹介されています。

例えばこんな場面

到着便の対応では、乗り継ぎのお客様を次の便の手続きへ案内することもあります。

「次の便のお手続きは、あちらのカウンターでございます」
「時間がなくて焦っていたので助かりました」

短いやり取りでも、お客様の不安をぐっと減らせるのがこの仕事のやりがいです。

ラウンジのレセプションなら、こんな場面もあります。

「搭乗の時間が近づきましたら、こちらからお声がけしますね」
「ありがとう、それならゆっくりできます」

ステーションオペレーションの仕事も

JALスカイには旅客サービスのほかに、ステーションオペレーションの業務もあります。よくある質問では、この業務は車を運転することがあるため、普通自動車運転免許が望ましいとされています。

補足

JALスカイのグランドスタッフは、JALグループ便だけでなく、JALが受託している外国の航空会社の便も受け持っています。国際線のお客様と話す機会も多い職場です。

JALスカイのグランドスタッフに向いている人

job tagでは、グランドスタッフに求められる資質として、定時出発のための責任感、その場に合った判断力と実行力、コミュニケーション能力、親しみやすさが挙げられています。

『自分にできるかな』と不安な方は、次の項目に当てはまるか見てみてください。

向いているか見てみよう
  • 時間を守って動くことが苦にならない
  • 急な予定の変更にも落ち着いて対応できる
  • 外国の方にも笑顔で声をかけられる
  • 周りと連絡を取り合ってチームで動ける

ほかのJALグループ空港会社との関係

ここが大事なところです

JALグループで空港の旅客サービスを受け持つ会社は7社あり、空港ごとに分かれています。JALスカイはその中で羽田と成田を受け持つ会社です。

『JALスカイに入れば、全国どこの空港でも働けるの?』と気になりますよね。実は、ほかの空港には別の会社があり、それぞれが採用を行っています。

会社主な担当空港
JALスカイ羽田・成田
JALスカイ大阪伊丹
JALスカイ九州福岡・熊本・大分・長崎・宮崎
JALスカイ札幌新千歳・函館・丘珠
JALスカイ仙台仙台
JALスカイ金沢小松
JALスカイエアポート沖縄沖縄県内の8空港
JALグループで空港旅客サービスを受け持つ7社が空港ごとに分かれ、羽田・成田をJALスカイが受け持つことを示した図解

地方の空港で働きたい方は、その空港の会社の採用ページを見る必要があります。JALグループの空港業務の採用サイトなら、会社ごとの募集をまとめて探せるので便利です。

例えば、福岡で働きたいならJALスカイ九州、新千歳ならJALスカイ札幌が応募先になります。同じJALのグランドスタッフでも、応募先が変わる点は覚えておきましょう。

国内のほかの空港や海外の空港への出向

JALスカイのよくある質問では、新千歳・伊丹・福岡・那覇など国内のほかの空港へ出向することがあると書かれています。

さらに、本人の適性や希望をふまえて、海外の空港で働く場合もあるそうです。これまでにニューヨーク、パリ、バンコク、シンガポールなどの空港で社員が活躍してきたと紹介されています。

JALグランドサービスやブランドパートナーとの違い

JALグランドサービスは、手荷物や貨物、飛行機の誘導などの地上サービスが中心の会社です。カウンターでのチェックインを受け持つJALスカイとは役割が違います。

また、関西空港のKスカイのように、JALグループの会社がない空港ではJALブランドパートナーの会社がJALの旅客サービスを受け持っています。全体の見方はJALのグランドスタッフ|働く会社・仕事内容・雇用形態、空港で働く会社の種類はグランドスタッフはどこの会社に勤める?航空会社と委託会社の違いで紹介しています。

コース・雇用形態と働く環境

先に結論

JALスカイの2027年度新卒の募集要項では、グランドスタッフは「正社員メインベースコース(一般職)」でした。総合職の「グローバルフィールドコース」もあり、成田事業所には契約社員の区分もあります。

区分公式に書かれていた内容
グローバルフィールドコース正社員(総合職)。大学院・4年制大学が対象
メインベースコース正社員(一般職/グランドスタッフ)。大学院・4年制大学・短期大学・専門学校・高等専門学校が対象
契約社員成田事業所のみ

確認日時点では既卒採用は行っておらず、新卒は秋のオープンカンパニーの受付が終わったという案内でした。募集の内容は年度で変わるので、最新は各社の公式採用ページで確認してください。

シフトと通勤

募集要項では、土日祝日を含む交替制で、原則として勤務4日・休日2日のパターンとされています。よくある質問では、早番2日・遅番2日・休日2日の例も紹介されていました。

『朝早い日や夜遅い日は、どうやって通うの?』と心配になりますよね。公共交通機関が使えない時間は、相乗りタクシーや寮と会社の間の送迎バスを手配していると書かれています。

シフトの一例

よくある質問には、羽田の国内線の勤務時間の例も載っていました。

勤務公式のよくある質問に載っていた時間の例(羽田国内線)
早番5時から13時45分、6時30分から15時45分
遅番12時35分から21時20分、15時15分から24時

羽田の国際線には、夜9時15分から朝6時までの勤務の例もありました。1日の実働は原則7時間45分とされています。

語学と研修

英語は「英検2級、もしくはTOEIC550点程度以上の英語力を有する方が望ましい」とされています。入社前に必須の資格はなく、中国語や韓国語、手話も役立つそうです。

公式サイトで確認できた研修や福利厚生
  • 新入社員教育(半年から1年で基礎スキルを身につける)
  • 階層別研修、安全教育、JALグループの合同研修
  • 体験搭乗制度、通信教育
  • 制服の貸与、社宅・寮、財形貯蓄、育児短時間勤務など

JALスカイは、社員が講師を務めるエアラインスクールも運営していて、グランドスタッフのコースなどがあります。

『スクールに通ったほうがいいの?』と迷う方もいますよね。スクールに通うかどうかは、今の学校で学べることと比べて決めるのがおすすめです。考え方はグランドスタッフのエアラインスクール|ダブルスクールの考え方で紹介しています。

これから進路を選ぶ方は、エアライン系の学科がある専門学校や大学の資料を並べて、学べる内容や就職の支え方を比べてみるのもいいですよ。

グランドスタッフドットコム

エアライン系の学校を比べたい方へ

グランドスタッフを目指す道は、エアライン系の専門学校・短大・大学、社会人からの転職とさまざまです。自分に合う学び方を選ぶには、気になる学校の資料を取り寄せて、接客や語学の授業、空港での実習、就職の支え方を同じ目線で見比べるのが近道です。資料請求で確かめたい点と比べ方をまとめました。

無料エアライン系の学校の資料請求と比べ方を見る

学科の内容や募集要項、オープンキャンパスの日程は年度で変わります。最新の情報は各学校の公式サイトで確認してください。

採用の流れはJALのグランドスタッフになるには|採用の流れと業務企画職との違いで詳しく紹介しています。

選考の流れと、長く働く道

2027年度新卒の募集要項では、JALグループ空港業務の各社で共通のマイページに登録し、職種エントリーでJALスカイを選ぶ流れでした。エントリーシートを出してWEB適性検査を受けると、メインベースコースは正式エントリーになります。

その後は、書類選考、面接試験、適性検査などで選考が進みます。

入社後は、新任サブリーダーから新任管理職までの階層別研修も用意されています。一度退職した人が戻れる「ジョブリターン制度」もあり、長い目で働き方を考えられる会社といえますね。

JALスカイについてよくある相談

ここで取り上げる相談

Q&Aサイトでよく見かける相談から、JALスカイのグランドスタッフを目指す方に役立つものを3つ選んで答えます。

「JALとJALスカイは何が違う?どちらに応募すればいい?」

とても多く見られる相談です。

日本航空は飛行機を運航する会社で、本体の新卒採用は業務企画職などの総合職が中心です。羽田と成田でカウンターやゲートの仕事をしたいなら、JALスカイの採用が入り口になります。

「受託している外国の航空会社のハンドリングもする?」

JALスカイの会社概要では、JALグループ便に加えて「JALが受託する外国航空会社便」の旅客サービスも主な業務として書かれています。

どの航空会社を担当するかは配属によって違うので、説明会などで聞いてみるとイメージがつかみやすくなりますよ。

外国の航空会社の便では、パスポートの名前の綴りや有効期限、ビザが要るかどうかの確認など、国際線ならではの手続きも出てきます。英語や第二外国語の準備が役に立つ場面ですね。

「早朝や深夜の勤務があるけど、寮はある?」

JALスカイの募集要項の福利厚生には、社宅・寮が載っています。よくある質問では、寮と会社の間の送迎バスの手配についても書かれていました。

入れる条件や場所は、選考の中で確かめてみてください。

よくある質問

JALスカイはどこの空港の会社ですか?

羽田空港と成田空港を拠点にする会社です。伊丹はJALスカイ大阪、福岡などはJALスカイ九州と、ほかの空港には別のグループ会社があります。

JALスカイのグランドスタッフは正社員ですか?

2027年度新卒の募集要項では、グランドスタッフは正社員メインベースコース(一般職)でした。成田事業所のみ契約社員の区分もあります。

JALスカイで海外の空港で働くことはできますか?

入社時は羽田・成田での勤務が原則で、その後の適性や希望をふまえて海外の空港で働く場合があると、公式のよくある質問に書かれています。

JALスカイに応募するのに英語の資格は必要ですか?

入社前に必須の資格はないとされています。ただ、英検2級やTOEIC550点程度以上の英語力が望ましいとされているので、目安として準備しておくと安心です。

まとめ

この記事の要点
  • JALスカイは羽田と成田でJALグループ便などの旅客サービスを受け持つ会社
  • 仕事はカウンター、トラフィック、ラウンジ、手荷物サービスの4つ
  • JALグループの空港旅客サービスの会社は7社で、空港ごとに分かれている
  • グランドスタッフは正社員メインベースコース。英検2級やTOEIC550点程度以上が望ましい
グランドスタッフドットコム

グランドスタッフドットコム 編集部

空港のグランドスタッフの仕事内容、なり方と進路、専門学校や大学での学び方、採用試験の準備、航空会社や空港会社ごとの違いを、公的機関と各社の公式情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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