羽田空港のグランドスタッフ|ANA・JALなど働く会社と特徴

羽田空港のグランドスタッフが働く会社とターミナルごとの特徴を解説する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、編集部が厚生労働省・文部科学省などの公的機関や、航空会社・空港会社の公式サイトの公開情報を調べて独自に執筆しています。募集要項や就航地は年度や時期によって変わることがあるため、最新の情報は各社の公式サイトで確認してください。紹介しているサービスの一部にはPRを含みます。

羽田空港でグランドスタッフとして働きたいけれど、どの会社に応募すればいいのか分からない、という方は多いですよね。

結論から言うと、羽田空港のグランドスタッフは、ANAやJALのグループ会社、国内線を中心に運航する航空会社、外国の航空会社の便を受け持つ委託会社など、たくさんの会社に分かれて働いています。どのターミナルのどの航空会社で働きたいかによって、応募先が変わるんです。

この記事を読むと、羽田空港のターミナルごとの航空会社と、そこで働くグランドスタッフの雇用元の調べ方が分かります。

目次

羽田空港のグランドスタッフはどこで働いている?

先に結論

羽田空港には国内線の第1・第2ターミナルと、国際線の第2・第3ターミナルがあります。グランドスタッフは、担当する航空会社のターミナルで働きます。

羽田空港の公式サイトでは、国内線は「ご利用になる航空会社によってターミナルが異なる」と案内されています。国際線は第2ターミナルと第3ターミナルです。

『羽田のグランドスタッフ』とひと言でいっても、働くターミナルや担当する航空会社は人によって違います。まずはターミナルと航空会社の関係から見ていきましょう。

羽田空港のターミナルと航空会社の一覧

ターミナルごとに入っている航空会社が違う

羽田空港の公式サイトの案内をもとに、ターミナルと航空会社の関係を表にまとめました。働きたい航空会社がどこにいるかの目安にしてみてください。

ここがこの記事の中心です。羽田空港の公式サイトに載っている案内を、1つの表にまとめてみました。

羽田空港の第1・第2・第3ターミナルと、そこに入っている主な航空会社、グランドスタッフの雇用元の例をまとめた図解
ターミナル主な発着公式の案内に載っている航空会社航空会社のラウンジ
第1ターミナル国内線JAL、スカイマーク、スターフライヤー日本航空
第2ターミナル国内線・国際線国内線はANA、エアドゥ、ソラシドエア全日本空輸(国内線・国際線)
第3ターミナル国際線外国の航空会社を中心に多数日本航空、全日本空輸、キャセイパシフィック航空、デルタ航空

国際線の航空会社一覧には、日本の航空会社としてANA・日本航空・ピーチ・アビエーションが載っています。そのほかは外国の航空会社がずらりと並んでいます。

国際線の第2ターミナルと第3ターミナルの、航空会社ごとの細かい割り振りは、羽田空港の公式サイトでは一覧になっていません。羽田空港の公式サイトでは、国際線のチェックインカウンターは便ごとに確かめるよう案内されています。

ターミナルの間の移動

第1ターミナルと第2ターミナルの間は、地下の連絡通路で約400メートルの距離です。ターミナルの間を結ぶ無料の連絡バスもあります。

国内線のターミナルが航空会社で分かれているため、違うターミナルに来てしまった旅客を案内する場面もあります。例えば、こんなやり取りです。

「すみません、この便のカウンターはここですか」
「こちらは第1ターミナルです。ご利用の航空会社は第2ターミナルなので、地下の連絡通路か無料の連絡バスでご案内しますね」

出発の時間が迫っていると、旅客は焦っていることが多いです。移動の手段と時間の目安を落ち着いて伝えるのも、羽田のグランドスタッフの大切な仕事なんです。

働く場所が決まると、通勤で使う駅や出入り口も変わってきます。説明会などで勤務するターミナルを聞いておくと、通勤のイメージがつかみやすくなりますよ。

羽田空港でグランドスタッフが働く主な会社

ANAとJALはグループ会社、外国の航空会社は委託会社が多い

羽田の国内線のANAとJALは、それぞれのグループ会社が空港の旅客サービスを受け持っています。外国の航空会社の便は、日本のハンドリング会社が受け持っていることが多いです。

『ANAのグランドスタッフとして羽田で働きたい』という方は、まずANAのグループ会社を調べることになります。会社ごとに見ていきましょう。

ANAの羽田のグランドスタッフ

ANAの羽田のグランドスタッフは、ANAエアポートサービスが受け持っています。2014年4月に羽田の空港業務を一つにまとめた会社で、ANAホールディングスの全額出資です。

旅客サービスでは、国内線・国際線の発券・搭乗手続き、搭乗ゲート、到着ロビーなどを担当しています。一部の外国の航空会社のハンドリングも受託していると紹介されています。

会社の特徴はANAエアポートサービスのグランドスタッフ、ANA全体のグランドスタッフはANAのグランドスタッフで詳しく紹介しています。

JALの羽田のグランドスタッフ

JALの羽田のグランドスタッフは、JALスカイが受け持っています。羽田事業所は第1旅客ターミナルの中にあり、羽田と成田を拠点とする空港部門の中核会社と紹介されています。

旅客サービスには、カウンターでのチェックインや手荷物の預かり、出発ゲート、到着便の対応、ラウンジ、手荷物サービスなどがあります。JALグループの便に加えて、JALが受託する外国の航空会社の便も担当しています。

JAL全体のグランドスタッフについてはJALのグランドスタッフで紹介しています。

そのほかの航空会社と委託会社

国内線を運航するほかの航空会社も、羽田に拠点を置いています。

会社羽田との関わり(公式の掲載)
スカイマーク本社が羽田空港にあり、地上旅客職の勤務地に東京空港支店(羽田)
スターフライヤー羽田は第1ターミナル発着。空港旅客係員の初任地は北九州空港か羽田空港
AIRDO東京空港支店は第2旅客ターミナルビル内。グランドスタッフの勤務地は羽田か新千歳
スイスポートジャパン羽田空港支店があるハンドリング会社
FMG羽田空港第3ターミナルの国際線のチェックイン・出発・到着業務を募集
Kスカイ東京空港支店が羽田空港第3ターミナル2階

外国の航空会社の便を受け持つ会社は、主に国際線のターミナルで働いています。羽田の国際線については国際線のグランドスタッフで詳しく紹介しています。

募集の内容は年度で変わります

募集している会社や勤務地、応募資格は年度によって変わります。最新は各社の公式採用ページで確認してみてください。

羽田で働くグランドスタッフの雇用元の調べ方

「航空会社」から「受け持つ会社」へたどる

カウンターで見かける制服の航空会社と、そのスタッフを雇っている会社が違うことはよくあります。働きたい航空会社から、受け持つ会社をたどるのが近道です。

羽田空港の公式サイトの航空会社一覧には、どのハンドリング会社が担当しているかの欄はありません。そのため、自分で順番にたどっていく必要があります。

羽田の雇用元を調べる手順
  1. 働きたい航空会社と、国内線か国際線かを決める
  2. 羽田空港の公式サイトで、その航空会社のターミナルを確かめる
  3. ANAやJALなら、羽田を受け持つグループ会社の採用ページを見る
  4. 外国の航空会社なら、ハンドリング会社の公式サイトで受託先や取引先を探す
  5. 見つかった会社の募集要項で、勤務地が羽田かどうかを確かめる

ハンドリング会社の中には、取引先の一覧は載せていても、どの空港でどの業務を受け持っているかまでは書いていない会社もあります。気になる場合は、募集要項の勤務地や仕事内容の欄もあわせて読んでみてください。

雇われ方の違いそのものはグランドスタッフはどこの会社に勤める?で詳しく紹介しています。

羽田空港ならではの働き方の特徴

早朝から深夜まで、たくさんの言葉が飛び交う空港

羽田は国内線も国際線も便が多く、早朝や深夜の勤務がある空港です。外国の旅客も多く、英語以外の言葉が役立つ場面も増えています。

『羽田は大きな空港だから大変そう』と感じる方もいるはずです。実際、羽田ならではの特徴があります。

JALスカイの募集要項では、羽田の勤務の対象時間は0時から24時までの間とされています。早番と遅番を組み合わせたシフトで、羽田の国際線では夜から翌朝までの勤務例も紹介されていました。

公共交通機関がない時間帯については、JALスカイは事業所から40キロメートル圏内での送迎制度や、相乗りタクシー、寮と会社の間の送迎バスを手配していると紹介しています。

早朝から深夜まで便が発着する羽田空港の出発ロビーで、チェックインカウンターに旅客が並ぶ様子を示した写真

言葉の面では、ANAエアポートサービスのFAQで、羽田では英語だけでなく中国語や韓国語などの言葉の重要性も高まっていると書かれています。外国人留学生のエントリーも歓迎しているそうです。

羽田で働く前に確かめておきたいこと
  • 早朝や深夜のシフトに通えるか、送迎や寮の制度があるか
  • 担当するのは国内線か国際線か
  • 勤務するターミナルはどこか
  • 英語のほかに役立つ言葉があるか

学校で学んでから羽田を目指す道

羽田で働きたいと考えて、エアライン系の専門学校や大学に進む方もいます。空港の業務や接客、語学を学べる学校があり、学校によって学べる内容や就職の支援はさまざまです。

いくつかの学校の資料を取り寄せて、カリキュラムや空港実習の内容を比べてみるといいですよ。比べ方はエアライン系の学校を資料請求で比べる方法でまとめています。

グランドスタッフドットコム

エアライン系の学校を比べたい方へ

グランドスタッフを目指す道は、エアライン系の専門学校・短大・大学、社会人からの転職とさまざまです。自分に合う学び方を選ぶには、気になる学校の資料を取り寄せて、接客や語学の授業、空港での実習、就職の支え方を同じ目線で見比べるのが近道です。資料請求で確かめたい点と比べ方をまとめました。

無料エアライン系の学校の資料請求と比べ方を見る

学科の内容や募集要項、オープンキャンパスの日程は年度で変わります。最新の情報は各学校の公式サイトで確認してください。

羽田空港のグランドスタッフについてよくある相談

会社の違いが分かると、応募先が決めやすい

ここでは、羽田空港のグランドスタッフについて寄せられることの多い相談に答えていきます。

相談1:ANA・JALのグループ会社と委託会社の違いは?

「羽田空港で働くグランドスタッフには、ANAやJALのグループ会社の人と、委託業務の会社の人がいるようだが、違いは何か」という相談があります。

いちばんの違いは、担当する航空会社の範囲です。グループ会社はグループの便を中心に、委託会社は契約している航空会社の便を担当します。

カウンターやゲートでの仕事の中身は、どちらも大きくは変わりません。雇用形態や福利厚生は会社ごとに決まるので、応募先の募集要項で確かめておきましょう。

例えば、外国の航空会社の便に関わりたいなら委託会社、ANAやJALの便に深く関わりたいならグループ会社、というように、関わりたい便から考えてみると選びやすくなりますよ。

相談2:高校生のうちから羽田を目指すには?

「高校1年生。エアラインの専門学校に進学して、羽田空港のグランドスタッフになりたい」という相談もあります。

羽田のグループ会社の新卒募集では、専門学校の卒業見込みの人向けの区分を設けている会社があります。例えばANAエアポートサービスは「正社員採用(専門新卒)」の区分をお知らせに載せていました。

今のうちは、英語の勉強と、人と接する経験を積んでおくのがおすすめです。高校生からの準備は高校生がグランドスタッフを目指すにはで詳しく紹介しています。

相談3:羽田のグランドスタッフに寮はある?

「ANAエアポートサービスで寮を希望したい」という相談もあります。

ANAエアポートサービスの採用ページでは、福利厚生に30歳未満の独身者向けの独身寮が挙げられています。JALスカイの募集要項にも社宅・寮が載っていました。

『地方から出てきて、早朝の勤務に通えるか心配』という方も多いはずです。寮や送迎の制度があるかどうかは、会社選びの大事なポイントになりますよ。

入れる条件や場所は会社ごとに決まっているので、説明会や募集要項で確かめてみてください。

よくある質問

羽田空港のグランドスタッフはどこの会社に勤めていますか?

ANAの便はANAエアポートサービス、JALの便はJALスカイが受け持っています。そのほか、スカイマークやAIRDOなどの航空会社や、外国の航空会社の便を受け持つハンドリング会社でも働いています。

羽田空港の国内線は、どのターミナルにどの航空会社がありますか?

羽田空港の公式サイトでは、第1ターミナルにJAL・スカイマーク・スターフライヤー、第2ターミナルにANA・エアドゥ・ソラシドエアの搭乗案内が載っています。

ANAの羽田のグランドスタッフになるにはどうすればいいですか?

羽田を受け持つANAエアポートサービスの採用に応募するのが基本の道です。新卒・専門新卒・既卒などの区分があるので、募集の時期と内容を採用ページで確かめてください。

JALの羽田のグランドスタッフは深夜も働きますか?

JALスカイの募集要項では、羽田の勤務の対象時間は0時から24時までの間とされています。国際線では夜から翌朝までの勤務例も紹介されています。

まとめ

この記事の要点
  • 羽田の国内線は第1・第2ターミナル、国際線は第2・第3ターミナル
  • ANAの羽田はANAエアポートサービス、JALの羽田はJALスカイが受け持つ
  • 外国の航空会社の便は、ハンドリング会社が受け持つことが多い
  • 雇用元は、働きたい航空会社から受け持つ会社へたどって調べる
  • 早朝・深夜の勤務や、英語以外の言葉が役立つ場面があるのが羽田の特徴
グランドスタッフドットコム

グランドスタッフドットコム 編集部

空港のグランドスタッフの仕事内容、なり方と進路、専門学校や大学での学び方、採用試験の準備、航空会社や空港会社ごとの違いを、公的機関と各社の公式情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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