韓国LCCのグランドスタッフ|ジンエアー・エアプサン・ティーウェイなど

ジンエアー・エアプサン・エアソウルなど韓国LCCのグランドスタッフの働き方と、働く会社の探し方を解説する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、編集部が厚生労働省・文部科学省などの公的機関や、航空会社・空港会社の公式サイトの公開情報を調べて独自に執筆しています。募集要項や就航地は年度や時期によって変わることがあるため、最新の情報は各社の公式サイトで確認してください。紹介しているサービスの一部にはPRを含みます。

ジンエアーのグランドスタッフや、エアプサン・エアソウルなど韓国のLCCで働いてみたい、という方もいますよね。

結論から言うと、韓国のLCCの日本の空港での旅客業務は、日本のハンドリング会社などが受け持っていることが多いんです。働きたい航空会社と空港を決めて、その便を受け持つ会社を探すのが近道です。

この記事を読むと、韓国のLCCがどの空港に就航しているかと、働く会社の確かめ方、語学の準備が分かります。

目次

韓国LCCのグランドスタッフとは?

先に結論

韓国LCCのグランドスタッフとは、日本の空港で韓国のLCCの便の搭乗手続きや搭乗案内を受け持つ人のことです。雇っているのは、航空会社から仕事を任された日本の会社であることが多いです。

LCCは、ローコストキャリアの略で、運賃を抑えた航空会社のことです。韓国のLCCは、日本の各地の空港と韓国を結ぶ便を運航しています。

仕事の中身は、ほかの国際線と同じく、搭乗手続き、手荷物の預かり、搭乗口での案内が中心です。LCCでは手荷物の決まりや有料のサービスが大手と違うことがあり、カウンターで説明する場面も多くなります。

『韓国の航空会社に入社して、日本に配属されるの?』と思う方も多いはずです。実は、日本の空港では、日本の会社の社員として韓国のLCCの便を受け持つ形が多く見られるんです。

LCCの仕事の特徴は、LCCのグランドスタッフで詳しく紹介しています。

韓国LCC4社の日本の就航空港をくらべる

空港の公式サイトで就航を確かめられる

韓国LCCの就航空港は、航空会社によってかなり違います。働きたい地域の空港に就航しているかを、まず確かめておきましょう。

ここがこの記事で一番お伝えしたいところです。空港の公式サイトなどで確かめられた就航の情報を、4社まとめて比べてみました。

航空会社成田羽田中部福岡那覇ほかに確かめられた空港
ジンエアー第1ターミナル北ウイング一覧に無し仁川・釜山掲載掲載関西・北九州(受託会社の記載)、高松
エアプサン第1ターミナル南ウイング一覧に無し一覧に無し掲載一覧に無し未確認
エアソウル第1ターミナル南ウイング一覧に無し一覧に無し掲載一覧に無し未確認
トリニティ航空(旧ティーウェイ航空)第2ターミナル一覧に無し一覧に無し掲載掲載未確認

中部のジンエアーは、ソウル(仁川)が週14往復、釜山が週7往復です(2026年9月時点)。関西や新千歳などは、航空会社の公式の路線表を今回は確認できず、表では「未確認」としています。

4社それぞれの特徴

表だけでは見えにくい点を、航空会社ごとに補っておきますね。

ジンエアーは、4社の中で確かめられた就航空港が多い会社です。成田・中部・福岡・那覇の空港の一覧に載っているほか、ハンドリング会社の公式サイトでは関西や北九州、高松での受託も紹介されています。

エアプサンは、成田の第1ターミナル南ウイングと、福岡の国際線の一覧で就航を確かめられました。そのほかの空港は、公式の路線表を確認できていません。

エアソウルも、成田の第1ターミナル南ウイングと福岡で就航を確かめられました。成田では、ANAグループの空港会社が受託を始めたことが沿革に書かれています。

トリニティ航空(旧ティーウェイ航空)は、成田では第2ターミナルにあり、福岡と那覇の一覧にも載っています。社名が変わったばかりなので、求人や案内では旧社名が残っていることもあります。

韓国LCC4社の日本の就航空港を、成田・羽田・中部・福岡・那覇などの空港ごとに比べ、受け持つ会社の確かめ方を示した図解

気になる空港があれば、その空港の公式サイトの国際線の航空会社一覧を見てみてください。成田なら成田空港の航空会社一覧で確かめられます。

社名の変更と統合の動き

ティーウェイ航空は、2026年9月10日からトリニティ航空に社名が変わりました。ジンエアー・エアプサン・エアソウルの3社は、大韓航空の公式ニュースルームで「統合LCC 3社」と呼ばれ、統合に向けて準備が進んでいます。

韓国LCCの便を受け持つ日本の会社

航空会社の名前を挙げている会社から探す

韓国LCCの便を受け持つ会社は、航空会社や空港によって違います。公式サイトに、その航空会社の名前を挙げている会社から探すのが確実です。

各社の公式サイトに、韓国LCCの名前が載っていた会社をまとめました。

航空会社名前を挙げている会社公式サイトでの書き方
ジンエアー韓進インターナショナル ジャパン成田・関西・福岡・北九州でジンエアーを受託(事業紹介に記載)
ジンエアー四国航空高松空港でハンドリングする運航便にジンエアー(仁川)
ジンエアー西鉄エアサービス受託実績にジンエアー(空港別は書かれていない)
エアプサン韓進インターナショナル ジャパン採用ページで、ハンドリングを主に行う航空会社にエアプサン
エアソウルANA成田エアポートサービス沿革に、2017年にエアソウルの受託を始めたと記載
エアソウル関西エアポートアビエーションサービス(旧CKTS)取扱実績にエアソウル(空港別は書かれていない)
トリニティ航空(旧ティーウェイ航空)FMG主要取引先に「ティーウェイ航空」(空港別は書かれていない)

韓進インターナショナル ジャパンは、大韓航空の関連会社として誕生した会社で、出資会社にはジンエアーも入っています。会社の特徴は韓進インターナショナル ジャパンのグランドスタッフで紹介しています。

このように、同じジンエアーでも、空港によって韓国系の会社が受け持つこともあれば、地域の会社が受け持つこともあります。働きたい空港を先に決めると、探す先がぐっと絞れるんです。

『取引先に名前があれば、その空港で働けるの?』と思う方もいますよね。

取引先や実績の一覧は、どの空港で今どの業務を受け持っているかまでは書かれていないことがあります。勤務地や担当の航空会社は、最新の募集要項や採用窓口で確かめるのが安心です。

韓国LCCの便に関わる求人を探す流れ
  1. 働きたい航空会社と空港の組み合わせを決める
  2. 空港の公式サイトで、その航空会社が就航しているか確かめる
  3. 上の表を手がかりに、名前を挙げている会社の採用ページを見る
  4. 募集要項で勤務地と担当する航空会社を確かめる
  5. 書かれていなければ、採用窓口に問い合わせる

空港ごとのハンドリング会社は、空港ごとのハンドリング会社でも紹介しています。

韓国LCCのグランドスタッフについてよくある相談

仕組みが分かると、応募先が見えてくる

韓国LCCのグランドスタッフを目指す人から、よく寄せられる相談に答えていきます。

相談1:関西空港で韓国の航空会社を受け持つのはどこ?

「関西空港でグランドスタッフ業務を受託している韓国の航空会社の会社を知りたい」という相談があります。

公式サイトで確かめられた範囲では、韓進インターナショナル ジャパンが関西空港でジンエアーと大韓航空を受託しています。関西エアポートアビエーションサービス(旧CKTS)の取扱実績にはエアソウルの名前があり、ANA関西空港の受託航空会社にはアシアナ航空が載っています。

ただ、エアプサンやトリニティ航空の関西空港での担い手は、今回は確認できませんでした。

相談2:大韓航空系のハンドリングはグループ会社がしている?

「大韓航空のグランドハンドリング業務をしているのは、大韓航空のグループ会社なのか」という相談もあります。

韓進インターナショナル ジャパンは、韓国の韓進グループの大韓航空関連会社として1993年に誕生したと公式サイトで紹介しています。出資会社は、大韓航空、ジンエアー、韓進です。

一方で、空港によっては、ほかのハンドリング会社や地域の会社がジンエアーなどの便を受け持つこともあります。

相談3:韓国LCCのグランドスタッフは韓国語と英語のどちらが要る?

「エアソウルなど韓国LCCのグランドスタッフは、韓国語ができればいいのか、英語が要るのか」という相談もあります。

求める語学力は、受け持つ会社の募集要項によって違います。例えばスイスポートジャパンの旅客サービスの求人では、英語のビジネスレベルのスキルが必須に入っていました。

日本の空港では、日本語・韓国語・英語のどれも使う場面があります。英語の土台をつくりつつ、韓国語は短い案内から練習しておくと安心です。

相談4:韓国語の検定は何級あればいい?

「韓国系のLCCのグランドスタッフになるには、韓国語の検定で何級以上が必要か」という相談もあります。

今回調べた公式の募集の中では、韓国語の検定の級を条件にした例は確認できませんでした。条件があるかどうかは、応募したい会社の募集要項で確かめてみてください。

検定の級は、語学力を示す材料の1つです。『級が足りないと受けられないのでは』と心配しすぎず、カウンターで使う言い回しを話せるようにしておく方が、仕事の場面では役立ちますよ。

韓国LCCを目指す人の準備と進路

語学とLCCならではの説明力を磨く

韓国LCCの便では、手荷物の決まりや乗り継ぎの説明を、短く分かりやすく伝える力が生きてきます。

LCCのカウンターでは、例えばこんなやり取りがあります。

「お預けの荷物が重さの上限を超えているので、追加の料金がかかります」
「そうなんですね。少し荷物を手持ちに移してもいいですか?」

LCCの国際線カウンターで、預ける手荷物の重さを計りながら決まりを説明する場面を表した写真

旅客にとって想定外の話を伝える場面でも、落ち着いて選択肢を示せると、出発の流れが止まりません。

今からできる準備
  • 空港の手続きでよく使う英語の言い回しを覚える
  • 韓国語のあいさつや、座席・手荷物の案内を練習する
  • LCCの手荷物の決まりを、旅行者の目線で調べてみる
  • 働きたい空港に就航している韓国LCCを確かめる
  • その便を受け持つ会社の採用ページを見ておく

語学の目安は、グランドスタッフの語学力で会社ごとの例を紹介しています。

募集の内容は年度で変わるので、最新は各社の公式採用ページで確認してみてください。

進路をこれから選ぶ方は、語学と空港の仕事をまとめて学べる学校を比べてみるのも1つの方法です。比べ方はエアライン系の学校を資料請求で比べる方法でまとめています。

グランドスタッフドットコム

エアライン系の学校を比べたい方へ

グランドスタッフを目指す道は、エアライン系の専門学校・短大・大学、社会人からの転職とさまざまです。自分に合う学び方を選ぶには、気になる学校の資料を取り寄せて、接客や語学の授業、空港での実習、就職の支え方を同じ目線で見比べるのが近道です。資料請求で確かめたい点と比べ方をまとめました。

無料エアライン系の学校の資料請求と比べ方を見る

学科の内容や募集要項、オープンキャンパスの日程は年度で変わります。最新の情報は各学校の公式サイトで確認してください。

大手の韓国の航空会社については、大韓航空のグランドスタッフやアシアナ航空のグランドスタッフも読んでみてください。

よくある質問

ジンエアーのグランドスタッフはどこの会社に勤めていますか?

空港によって違います。韓進インターナショナル ジャパンは成田・関西・福岡・北九州でジンエアーを受託していると公式サイトの事業紹介に書いており、高松空港では四国航空がジンエアーの便をハンドリングしています。

エアプサンのグランドスタッフになるにはどうすればいいですか?

働きたい空港にエアプサンが就航しているかを確かめ、その便を受け持つ会社の募集を探してみてください。韓進インターナショナル ジャパンは、ハンドリングを主に行う航空会社にエアプサンを挙げています。

エアソウルのグランドスタッフはどこで募集していますか?

エアソウルの名前は、ANA成田エアポートサービスの沿革や、関西エアポートアビエーションサービス(旧CKTS)の実績に載っています。働きたい空港で受け持つ会社を確かめてみてください。

ティーウェイ航空のグランドスタッフの募集はありますか?

ティーウェイ航空は2026年9月10日にトリニティ航空へ社名が変わりました。FMGの主要取引先に名前がありますが、空港ごとの担い手は各社の募集要項で確かめてください。

ジンエアー・エアプサン・エアソウルの統合はいつですか?

大韓航空の公式ニュースルームでは、3社を「統合LCC 3社」と呼び、統合に向けた準備を紹介しています。統合の日付は今回は公式ページで確かめられなかったので、最新の発表を確認してみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 韓国LCCの日本の空港業務は、日本のハンドリング会社などが受け持っていることが多い
  • 就航空港は航空会社ごとに違い、空港の公式サイトの一覧で確かめられる
  • ジンエアーは韓進インターナショナル ジャパンや四国航空などが受け持つ例がある
  • ティーウェイ航空はトリニティ航空に社名変更し、ジンエアーなど3社は統合に向けて準備中
  • 語学と、LCCならではの説明力を準備しておく
グランドスタッフドットコム

グランドスタッフドットコム 編集部

空港のグランドスタッフの仕事内容、なり方と進路、専門学校や大学での学び方、採用試験の準備、航空会社や空港会社ごとの違いを、公的機関と各社の公式情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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