当サイトの記事は、編集部が厚生労働省・文部科学省などの公的機関や、航空会社・空港会社の公式サイトの公開情報を調べて独自に執筆しています。募集要項や就航地は年度や時期によって変わることがあるため、最新の情報は各社の公式サイトで確認してください。紹介しているサービスの一部にはPRを含みます。
エミレーツ航空のグランドスタッフに憧れているけれど、日本でどうやって目指せばいいのか分からない、という方は多いですよね。
結論から言うと、日本の空港での中東系の航空会社の旅客業務は、日本のハンドリング会社などが受け持っていることが多いんです。エミレーツ航空やカタール航空の便に関わりたいなら、その便を受け持つ会社を探すのが近道です。
この記事を読むと、エミレーツ航空・カタール航空の日本の就航空港と、働く会社の確かめ方、英語の準備が分かります。
エミレーツ航空・カタール航空のグランドスタッフとは?
エミレーツ航空やカタール航空のグランドスタッフとは、日本の空港でその便の搭乗手続きや搭乗案内を受け持つ人のことです。雇っているのは、航空会社から仕事を任された日本の会社であることが多いです。
エミレーツ航空とカタール航空は、どちらも中東の航空会社です。エミレーツ航空は、ドバイと成田・羽田を結ぶ便を毎日運航しています。
中東の空港で乗り継いで、さらに別の国へ向かう旅客もいます。そのため、日本の空港のカウンターでも、最終の行き先まで見すえた案内が求められます。
仕事の中身は、ほかの国際線と同じく、搭乗手続き、手荷物の預かり、搭乗口での案内が中心です。乗り継ぎの先まで考えて、パスポートやビザ、手荷物の預け先を確かめていきます。
『中東の航空会社に入社して、日本の空港に配属されるの?』と思う方も多いはずです。実は、日本の空港では、日本の会社の社員として外国の航空会社の便を受け持つ形が多く見られるんです。
外資系の便を受け持つ働き方の全体は、外資系航空会社のグランドスタッフで詳しく紹介しています。
中東系2社が就航している日本の空港
エミレーツ航空とカタール航空は、成田と羽田で就航を確かめられました。エミレーツ航空は関西(大阪)発着の便の案内もあります。
公式サイトで確かめられた就航の情報を、2社まとめて比べてみました。
| 空港 | エミレーツ航空 | カタール航空 |
|---|---|---|
| 成田 | 第2ターミナル。ドバイ〜成田を毎日運航 | 第2ターミナル3階 |
| 羽田 | 第3ターミナル。ドバイ〜羽田を毎日運航 | 国際線の航空会社一覧に掲載 |
| 関西 | 大阪(関西)発着の便の案内あり。運航の頻度は未確認 | 未確認 |
エミレーツ航空の情報は、エミレーツ航空の公式サイトの東京(成田・羽田)と大阪のページで確かめられます。成田の就航はエミレーツ航空の成田のページにも載っています。
カタール航空の関西の就航は、公式サイトの本文を今回は確認できませんでした。気になる方は、カタール航空の公式サイトや関西空港の公式サイトで確かめてみてください。
羽田の第3ターミナルは外国の航空会社の便が集まる場所
エミレーツ航空の公式サイトでは、羽田ではエミレーツ航空を含む国際便が第3ターミナルに発着すると案内されています。
この第3ターミナルには、外国の航空会社の便を受け持つ会社の拠点がいくつもあります。例えば関西エアポートアビエーションサービス(旧CKTS)やKスカイは、羽田の第3ターミナル2階に拠点を置いていると公式サイトに書いています。
『羽田で外資系の便に関わりたい』という方は、第3ターミナルに拠点を持つ会社から調べてみると探しやすいですよ。

中東系の便を受け持つ会社の確かめ方
中東系の便を受け持つ会社は、ハンドリング会社の公式サイトの「主要取引先」や「実績」から手がかりを探せます。ただ、どの空港で何の業務かまでは書かれていないことが多いです。
ここがこの記事で一番お伝えしたいところです。公式サイトに中東系2社の名前を挙げている会社を、業務の中身とあわせてまとめてみました。
| 航空会社 | 名前を挙げている会社 | 公式サイトでの書き方 | 旅客業務か |
|---|---|---|---|
| エミレーツ航空 | FMG | 主要取引先にエミレーツ航空 | 空港別・業務別は書かれていない |
| エミレーツ航空 | 関西エアポートアビエーションサービス(旧CKTS) | 実績に「エミレーツ航空(HNDメンテサポート)」 | 羽田での整備の支援 |
| カタール航空 | 関西エアポートアビエーションサービス(旧CKTS) | 実績に「カタール航空(Cargo)」 | 貨物 |
カタール航空の旅客業務を受け持つ会社は、今回は公式の情報で確認できませんでした。
『じゃあ、どうやって探せばいいの?』と思いますよね。名前が見つからない時は、次の順番で確かめていくと迷いません。
- 働きたい空港を決め、その航空会社が就航しているか確かめる
- その空港に拠点を持つハンドリング会社を調べる
- 各社の公式サイトの取引先や実績に、航空会社の名前があるか見る
- 採用ページで、外資系の航空会社の旅客業務の募集を探す
- 担当する航空会社を、採用窓口に問い合わせて確かめる
外資系の便を受け持つ会社の募集の例
FMGは成田空港に本社を置く空港業務の会社で、成田・羽田・千歳・関西・那覇・中部・福岡に拠点があります。
採用ページには、外資系航空会社のチェックインや搭乗口、到着の業務を受け持つ国際線のグランドスタッフ(正社員・経験者限定)や、羽田空港第3ターミナルのグランドスタッフなどの募集タイトルが並んでいました。
スイスポートジャパンも、外国の航空会社の便を受け持つハンドリング会社です。担当する航空会社の一覧は公式で確認できませんでしたが、外資系の便の働き方を知る参考になります。詳しくはスイスポートジャパンのグランドスタッフで紹介しています。
募集の内容は年度で変わるので、最新は各社の公式採用ページで確認してみてください。
英語はどこまで必要?
中東系の便では、乗り継いでいろいろな国へ向かう旅客を迎えるため、英語で案内する場面がとても多くなります。英語は欠かせない土台と考えておきましょう。
『英語がペラペラでないと無理?』と不安になる方も多いですよね。
求める英語力は、受け持つ会社の募集要項によって違います。公式に確かめられた例を並べてみます。
| 会社 | 英語について公式に書かれていること |
|---|---|
| スイスポートジャパン(旅客サービス) | 応募資格の必須に「英語スキル(ビジネスレベル)」 |
| ANAエアポートサービス | 人物重視で選考し、語学の点数や資格だけで合否は決まらない |
| JALスカイ | 英検2級、もしくはTOEIC550点程度以上の英語力が望ましい |
外資系の便を中心に受け持つ会社では、英語の力を応募の条件に入れているところもあります。一方で、点数よりも人物を見ると書いている会社もあるんです。
中東系の便のカウンターでは、例えばこんなやり取りがあります。
「You are connecting in Dubai. Your bag will go straight through to your final destination.」
「Great, thank you. So I don’t need to pick it up in Dubai?」

乗り継ぎの先まで手荷物が届くかどうかは、旅客がとても気にするところです。短い英語で、はっきり伝えられることが大切なんです。
- チェックインや搭乗案内でよく使う英語を覚える
- 乗り継ぎや手荷物の預け先を英語で説明する練習をする
- TOEICなどで、今の英語力を確かめておく
- 英語のアナウンスの決まった言い回しに慣れておく
語学の目安は、グランドスタッフの語学力で会社ごとの例を紹介しています。
エミレーツ航空のグランドスタッフについてよくある相談
中東系の航空会社のグランドスタッフを目指す人から、よく寄せられる相談に答えていきます。
相談1:中東の航空会社のグランドスタッフはどんな経路で働いている?
「エミレーツなど中東の航空会社のグランドスタッフは、どのような経路で働いているのか」という相談があります。
日本の空港では、外国の航空会社の便を受け持つハンドリング会社に入社して、担当の便に関わる形が多く見られます。働く会社の種類は、グランドスタッフはどこの会社に勤める?でまとめています。
相談2:エミレーツ航空はグランドスタッフを募集している?
「エミレーツ航空はグランドスタッフを募集しているのか、調べても分からない」という相談もあります。
航空会社が日本の空港のグランドスタッフを自社で募集しているかどうかは、今回は公式の情報で確認できませんでした。航空会社の公式の採用ページと、日本の空港で便を受け持つ会社の採用ページの両方を見てみてください。
相談3:ラウンジスタッフはどんなルートで採用される?
「エミレーツ航空のラウンジスタッフは、どのようなルートで採用されているのか」という相談もあります。
特定の航空会社のラウンジを誰が受け持っているかは、今回は確認できませんでした。ただ、FMGの採用ページには外資系航空会社のラウンジスタッフの募集タイトルがあり、スイスポートジャパンもラウンジサービスの職種を設けています。
ラウンジの仕事に興味がある方は、こうした会社の募集もあわせて見ておくといいですよ。
相談4:国際線の受付は、その航空会社の社員がしている?
「空港の受付は各航空会社のグランドスタッフがしていると思うが、国際線の場合はどうなのか」という相談もあります。
外国の航空会社の便では、日本のハンドリング会社や、ANA・JALのグループ会社が受付を受け持つ例が多く見られます。カウンターの案内表示は航空会社の名前でも、働いている人の雇い主は別の会社ということがよくあるんです。
中東系を目指す人の進路の選び方
中東系の航空会社のグランドスタッフを目指すなら、英語の力と国際線の知識を伸ばせる進路を選ぶと安心です。
外国語を深く学びたいなら語学系の学校、空港の仕事や接客もまとめて学びたいならエアライン系の専門学校や大学、という選び方があります。
- 毎日の仕事で英語を使える
- いろいろな国へ向かう旅客を送り出せる
- 国際線の乗り継ぎの知識が深まる
- 英語の力を応募の条件にする募集がある
- 担当する航空会社が契約によって変わることがある
- 便の時間に合わせて夜や早朝に働くことがある
『どの学校がいいのか分からない』という方は、英語の授業の量や、空港での実習があるかを比べてみてください。比べ方はエアライン系の学校を資料請求で比べる方法でまとめています。
グランドスタッフドットコム
エアライン系の学校を比べたい方へ
グランドスタッフを目指す道は、エアライン系の専門学校・短大・大学、社会人からの転職とさまざまです。自分に合う学び方を選ぶには、気になる学校の資料を取り寄せて、接客や語学の授業、空港での実習、就職の支え方を同じ目線で見比べるのが近道です。資料請求で確かめたい点と比べ方をまとめました。
無料エアライン系の学校の資料請求と比べ方を見る学科の内容や募集要項、オープンキャンパスの日程は年度で変わります。最新の情報は各学校の公式サイトで確認してください。
国際線の仕事の特徴は、国際線のグランドスタッフでも紹介しています。
よくある質問
エミレーツ航空のグランドスタッフはどこの会社に勤めていますか?
日本の空港では、外国の航空会社の便を受け持つ日本の会社に勤めていることが多いです。例えばFMGは主要取引先にエミレーツ航空を挙げていますが、どの空港で何の業務かまでは書かれていないので、募集要項で確かめてください。
エミレーツ航空は日本のどの空港に就航していますか?
エミレーツ航空の公式サイトでは、成田(第2ターミナル)と羽田(第3ターミナル)でドバイとの便を毎日運航していると書かれています。大阪(関西)発着の便の案内もあります。
カタール航空のグランドスタッフになるにはどうすればいいですか?
カタール航空は成田と羽田で就航を確かめられます。旅客業務を受け持つ会社は公式で確認できなかったので、空港ごとのハンドリング会社の採用ページや採用窓口で確かめてみてください。
中東系のグランドスタッフに英語は必要ですか?
乗り継ぎの旅客が多く、英語で案内する場面がとても多いです。英語のビジネスレベルを応募の必須条件にする募集もあります。
まとめ
- 中東系の便の日本の空港業務は、日本のハンドリング会社などが受け持っていることが多い
- エミレーツ航空は成田・羽田で毎日運航し、大阪(関西)発着の案内もある
- カタール航空は成田・羽田で就航を確かめられるが、旅客業務の担い手は未確認
- 受け持つ会社は、ハンドリング会社の取引先や実績を手がかりに探す
- 英語は欠かせない土台。乗り継ぎや手荷物の説明を練習しておく





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