スイスポートジャパンのグランドスタッフ|外資系を受け持つ会社

スイスポートジャパンのグランドスタッフの仕事と働き方を解説する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、編集部が厚生労働省・文部科学省などの公的機関や、航空会社・空港会社の公式サイトの公開情報を調べて独自に執筆しています。募集要項や就航地は年度や時期によって変わることがあるため、最新の情報は各社の公式サイトで確認してください。紹介しているサービスの一部にはPRを含みます。

空港でスイスポートジャパンのグランドスタッフを見かけて、どんな会社なのか気になった、という方もいますよね。

結論から言うと、スイスポートジャパンは、外国の航空会社の便などの空港業務を受け持つハンドリング会社です。成田・羽田・関西など全国の空港に拠点があり、1人が1〜2社の航空会社を担当する働き方が特徴なんです。

この記事を読むと、スイスポートジャパンの会社の概要と、グランドスタッフの仕事内容、応募の前に確かめたいことが分かります。

目次

スイスポートジャパンはどんな会社?

先に結論

スイスポートジャパンは、空港のグランドハンドリング事業を行う会社です。旅客の手続きだけでなく、ランプや貨物、ラウンジまで、空港の地上の仕事を幅広く受け持っています。

『スイスポートって航空会社の名前?』と思った方もいるはずです。実は航空会社ではなく、航空会社から空港の業務を任される会社なんです。

公式の会社概要と採用サイトで確かめられた内容を、表にまとめてみました。

項目公式に確かめられた内容
設立2006年10月
本社大阪府泉佐野市(SiSりんくうタワー内)
株主Swissport International Limited 51%、丸紅株式会社 49%
事業空港グランドハンドリング事業
主なサービス旅客業務、オペレーション業務、ランプ業務、貨物業務、整備補助業務、プライベートジェット機業務、空港ラウンジ業務など
拠点(採用サイト)成田、羽田、中部、関西、福岡、那覇、新千歳の各空港支店

拠点は、コーポレートサイトの会社概要では6支店、採用サイトでは新千歳を加えた7支店と書かれていました。採用サイトのほうが新しい情報なので、応募の前には採用サイトを見てみてください。

社名にある「スイス」の意味

株主の表にあるとおり、スイスポートジャパンはSwissport International Limitedと丸紅が出資している会社です。

名前に「スイス」と入っているので、スイスの航空会社の便だけを受け持つと思われがちですよね。公式サイトでは、担当する航空会社の一覧は確かめられませんでした。

全国の国際空港に拠点がある

拠点の空港を見ると、成田・羽田・中部・関西・福岡・那覇・新千歳と、国際線の便が多い空港が並んでいます。

『地元の空港で働けるかな』と考える方は、まずこの拠点の一覧に自分の通える空港があるかを見てみてください。旅客サービスの配属先は、このうち新千歳を除く6空港と書かれていました。

スイスポートジャパンのグランドスタッフの仕事内容

国際線の旅客の手続きが中心

公式の募集で確かめられた旅客サービスの仕事は、チェックインの受付や渡航書類の確認など、国際線のグランドスタッフの仕事そのものです。

採用サイトの「全支店/未経験者歓迎/旅客サービス」の募集では、仕事内容として次のような業務が挙げられていました。

旅客サービスの主な仕事(公式の募集より)
  • チェックインの受付
  • パスポートやビザなどの渡航書類の確認
  • 到着空港での手荷物の受け渡し方法の説明
  • VIPの旅客や、車いすを使う旅客の対応

カウンターでは、例えばこんなやり取りが英語で交わされます。

「Could you show me your passport and visa?」
「Sure. Will my bag go through to my final destination?」

国際線のチェックインカウンターで渡航書類を確かめる様子を表した写真。スイスポートジャパンの旅客サービスの中心となる仕事を示す

到着空港での受け渡し方法の説明は、乗り継ぎのある旅客にとってとても大切な案内です。荷物がどこで受け取れるかを正確に伝えるのも、グランドスタッフの役目なんです。

旅客サービス以外の職種もある

採用サイトの職種区分には、旅客サービスのほかにも次のような仕事が並んでいます。

  • ランプサービス
  • カーゴサービス(貨物上屋業務・オフィス業務)
  • オペレーションサービス
  • ラウンジサービス(フロア・キッチン・バーテンダー・スーパーバイザー)
  • 航空機整備スタッフ、特殊車両整備士など

空港の中で働く仕事を、1つの会社でこれだけ幅広く受け持っているのが特徴です。グランドスタッフとグランドハンドリングの違いはグランドスタッフとグランドハンドリングの違いで紹介しています。

外資系を受け持つハンドリング会社で働くとは?

「1人で1〜2社」を受け持つ働き方

外資系の便を受け持つハンドリング会社では、担当する航空会社ごとの決まりを覚えて手続きを進めます。航空会社の社員として働くのとは、少し違った働き方になります。

ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。スイスポートジャパンの募集では、担当する航空会社は1人1〜2社と書かれていました。

外資系の便を受け持つハンドリング会社で働く場合と、航空会社のグループ会社で働く場合を、担当する航空会社・覚える決まり・語学の点で比べた図解
比べる点外資系を受け持つハンドリング会社航空会社のグループ会社
担当する便契約している外国の航空会社の便グループの航空会社の便が中心
1人が受け持つ航空会社1〜2社を受け持つ例がある自社グループの便が中心
覚える決まり担当する航空会社ごとの手続きや規定グループの航空会社の手続きや規定
語学英語の力を応募の必須条件にする募集もある英語力を「望ましい」とする例がある

表は、公式の募集で確かめられた例をもとにした傾向です。働き方は会社や配属で違うので、説明会などで聞いてみてください。

『航空会社ごとに決まりが違うなんて、覚えきれるかな』と不安になりますよね。担当が1〜2社に絞られているのは、その分しっかり覚えられるようにするためとも考えられます。

ハンドリング会社で働く良さ
  • いろいろな国の航空会社の仕事に関われる
  • 英語を使う機会が多く、語学を伸ばしやすい
  • 旅客以外の職種も同じ会社の中にある
気をつけたいこと
  • 担当する航空会社ごとの決まりを覚える必要がある
  • 契約によって担当する航空会社が変わることがある
  • 英語の力が応募の条件になる募集がある

1便を送り出すまでの流れ

国際線の便を担当する日は、例えばこんな流れで仕事が進みます。

  1. 出発便のカウンターを開け、チェックインと手荷物の預かりをする
  2. パスポートやビザを確かめ、搭乗券を渡す
  3. 搭乗ゲートに移り、案内放送と搭乗の誘導をする
  4. 便が出発したら、次の便や到着便の対応に移る

job tagでは、空港のグランドスタッフは始発便から最終便まで交替制で働き、夜勤をすることもあると紹介されています。担当する便の時間によって、勤務の時間帯も変わると考えておきましょう。

外資系の便を受け持つ会社のかたちは、外資系航空会社のグランドスタッフでも詳しく紹介しています。

応募の前に確かめたいこと

雇用形態・勤務地・英語の条件の3つ

スイスポートジャパンの採用サイトには、キャリア採用・障がい者採用・パートタイマー採用の区分があります。応募の前に、この3つを確かめておきましょう。

公式の採用サイトで確かめられた主な内容は次のとおりです。

確かめること公式の募集で確かめられた内容
雇用形態正社員とパートの区分がある。旅客サービス(全支店)の募集は正社員
勤務地旅客サービスの配属は成田・羽田・中部・関西・福岡・那覇のいずれか
語学旅客サービスの応募資格の必須に「英語スキル(ビジネスレベル)」
未経験「未経験者歓迎」と書かれた旅客サービスの募集がある
パート関西国際空港支店で、旅客便の到着業務のパートタイマーの募集がある
応募までの流れ
  1. 採用サイトで、今出ている募集の区分と職種を確かめる
  2. 勤務地と雇用形態が自分の希望に合うかを見る
  3. 英語の条件を確かめ、今の力を数字で把握しておく
  4. 説明会や募集要項で、担当する航空会社や勤務時間を確かめる
募集の内容は年度で変わります

募集の区分や応募資格、勤務地は年度によって変わります。最新はスイスポートジャパンの公式採用ページで確認してみてください。

こんな人に向いている

job tagでは、グランドスタッフに求められる資質として、定時に出発させるための責任感や、臨機応変に動ける判断力、コミュニケーションの力が挙げられています。

外資系の便では、そこに英語でのやり取りが加わります。『いろいろな国の人と話すのが好き』という方には、力を発揮しやすい職場ですよ。

ほかのハンドリング会社と見比べたい方は、空港ごとのハンドリング会社や韓進インターナショナル ジャパンのグランドスタッフも見てみてください。

グランドスタッフドットコム

エアライン系の学校を比べたい方へ

グランドスタッフを目指す道は、エアライン系の専門学校・短大・大学、社会人からの転職とさまざまです。自分に合う学び方を選ぶには、気になる学校の資料を取り寄せて、接客や語学の授業、空港での実習、就職の支え方を同じ目線で見比べるのが近道です。資料請求で確かめたい点と比べ方をまとめました。

無料エアライン系の学校の資料請求と比べ方を見る

学科の内容や募集要項、オープンキャンパスの日程は年度で変わります。最新の情報は各学校の公式サイトで確認してください。

スイスポートのグランドスタッフについてよくある相談

気になるのは「担当する航空会社」と「英語」

スイスポートのグランドスタッフについて、寄せられることの多い相談に答えていきます。

相談1:羽田や福岡では、どの航空会社を担当している?

「スイスポートジャパンの羽田空港支店や福岡空港では、どの航空会社のハンドリングをしているのか」という相談があります。

公式サイトでは、担当する航空会社の一覧は確かめられませんでした。担当は契約によって変わることもあるので、説明会や面接の場で聞いてみるのが確実です。

聞く時は、例えばこんな言い方をすると答えてもらいやすいですよ。

「配属される支店では、今どちらの航空会社の便を担当することが多いですか」
「担当する航空会社は、入社後に変わることもありますか」

相談2:英語はTOEIC何点くらいあれば応募できる?

「グランドスタッフの求人に英語力の目安が書かれていたが、今の点数で大丈夫か」という相談もあります。

旅客サービスの募集では、英語スキル(ビジネスレベル)が必須と書かれていました。点数の目安は募集ごとに違うので、応募する募集の要項を確かめてみてください。

点数だけでなく、手続きの英語を正確に使えるかも大切です。語学の準備はグランドスタッフの語学力で詳しく紹介しています。

相談3:カウンターで座って手続きしていたのはなぜ?

「関空でスイスポートジャパンのグランドスタッフが、座ってチェックインの業務をしていた」という相談もありました。

カウンターの設備や働き方は、空港や担当する航空会社によって違います。job tagでは立って働くことが多い仕事と紹介されていますが、職場ごとの違いは説明会などで聞いてみるとイメージがわきますよ。

相談4:学生のうちにアルバイトで働ける?

「スイスポートのグランドスタッフのアルバイトの求人を見つけたが、学生でもできるのか」という相談もありました。

採用サイトにはパートタイマー採用の区分があり、関西空港の到着業務の募集も出ていました。学生が応募できるかや、働ける時間の条件は募集ごとに違うので、要項を確かめてみてください。

アルバイトとして空港で働く方法はグランドスタッフのアルバイトで紹介しています。

よくある質問

スイスポートジャパンのグランドスタッフはどこの空港で働けますか?

旅客サービスの募集では、配属は成田・羽田・中部・関西・福岡・那覇のいずれかと書かれていました。採用サイトの拠点には新千歳空港支店もあります。

スイスポートのグランドスタッフは正社員ですか?

採用サイトには正社員とパートの区分があり、旅客サービス(全支店)の募集は正社員でした。関西空港では到着業務のパートタイマーの募集もあります。

スイスポートジャパンのグランドスタッフは英語が必須ですか?

旅客サービスの募集では、応募資格の必須に「英語スキル(ビジネスレベル)」と書かれていました。募集ごとに条件は違うので、応募する要項を確かめてみてください。

未経験でもスイスポートジャパンに応募できますか?

「未経験者歓迎」と書かれた旅客サービスの募集がありました。英語の条件などを満たしているかを先に確かめておくと安心です。

スイスポートジャパンとほかのハンドリング会社で迷ったら、どう比べればいいですか?

会社の良し悪しではなく、勤務地、担当する航空会社、雇用形態、語学の条件の4つで比べるのがおすすめです。説明会で同じ質問をして、答えを並べてみると違いが分かりやすくなります。

まとめ

この記事の要点
  • スイスポートジャパンは、空港のグランドハンドリング事業を行う会社
  • 拠点は成田・羽田・中部・関西・福岡・那覇・新千歳
  • 旅客サービスは、チェックインや渡航書類の確認などが中心
  • 担当する航空会社は1人1〜2社という働き方
  • 応募の前に、雇用形態・勤務地・英語の条件を確かめる
グランドスタッフドットコム

グランドスタッフドットコム 編集部

空港のグランドスタッフの仕事内容、なり方と進路、専門学校や大学での学び方、採用試験の準備、航空会社や空港会社ごとの違いを、公的機関と各社の公式情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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