当サイトの記事は、編集部が厚生労働省・文部科学省などの公的機関や、航空会社・空港会社の公式サイトの公開情報を調べて独自に執筆しています。募集要項や就航地は年度や時期によって変わることがあるため、最新の情報は各社の公式サイトで確認してください。紹介しているサービスの一部にはPRを含みます。
ユナイテッド航空のグランドスタッフになりたいけれど、どこに応募すればいいのか分からない、という方は多いですよね。
結論から言うと、アメリカの航空会社の日本の空港での業務は、日本のハンドリング会社が受け持っていることがよくあります。働きたい航空会社が決まったら、その便を受け持つ会社を探すのが近道なんです。
この記事では、ユナイテッド・デルタ・アメリカン・ハワイアンの4社について、日本のどの空港に就航しているかと、応募先の探し方が分かります。
アメリカの航空会社のグランドスタッフはどこで働く?
アメリカの航空会社の便のカウンターやゲートで働く人は、航空会社とは別の日本の会社に雇われていることが多いです。まずは「その便を受け持つ会社」を見つけるところから始めましょう。
成田や羽田のカウンターで、ユナイテッド航空やデルタ航空の手続きをしている人を見かけたことがある方もいるはずです。
『あの人たちはアメリカの航空会社の社員なの?』と思いますよね。実は、空港の業務を専門に受け持つ日本の会社の社員であることが多いんです。
例えば成田空港に本社を置くFMGは、主要取引先としてユナイテッド航空、デルタ航空、ハワイアン航空の名前を公式サイトに挙げています。
ただ、どの空港でどの業務を受け持っているかまでは、公式サイトに書かれていません。ここは応募の前に確かめたいところです。
仕事の中身は日系の航空会社とほぼ同じ
アメリカの航空会社の便でも、仕事の中心はカウンターでの搭乗手続き、手荷物の預かり、搭乗ゲートでの案内、到着便の対応です。
国際線なので、パスポートの名前の綴りや有効期限、ビザが必要かどうかの確認も大切な仕事になります。グランドスタッフの仕事の全体像はグランドスタッフとは?で紹介しています。
4社は日本のどの空港に就航している?
働きたい航空会社が決まっていても、その会社が地元の空港に飛んでいなければ働く場所はありません。公式の発表で確かめられた日本の就航空港を、4社分まとめてみました。
ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。航空会社ごとに、日本のどの空港に便があるかはかなり違います。

| 航空会社 | 公式に確認できた日本の空港 | 確認できたポイント |
|---|---|---|
| ユナイテッド航空 | 成田、羽田、関西、新千歳、中部 | 2026年冬はアメリカ本土から4空港。中部はグアム線 |
| デルタ航空 | 羽田(成田は再開予定) | 羽田からアメリカ各地とホノルルへ毎日運航 |
| アメリカン航空 | 羽田、成田 | 羽田はダラス・フォートワース線とロサンゼルス線 |
| ハワイアン航空 | 成田、羽田、大阪 | アラスカ航空と統合が進行中 |
表は、各社や空港の公式ページで確認日時点に確かめられた分だけです。路線は季節や年度で変わるので、最新は各社の公式サイトで見てみてください。
ユナイテッド航空
ユナイテッド航空の発表では、2026年冬の日本の就航空港は札幌(新千歳)、成田、羽田、大阪(関西)の4空港です。サンフランシスコと札幌を結ぶ冬の季節便も始まります。
中部国際空港の国際線の表には、グアム線が載っています。さらに2027年には、サンフランシスコと沖縄を結ぶ便や、ロサンゼルスと関西を結ぶ便も予定されています。
ユナイテッド航空のグランドスタッフを目指すなら、首都圏だけでなく、札幌や大阪、名古屋も働く場所の候補になりそうですね。
デルタ航空
デルタ航空は、2020年に成田の便を羽田に集めました。今は羽田から、シアトル、アトランタ、デトロイト、ミネアポリス、ロサンゼルス、ホノルルへの直行便を毎日飛ばしています。
成田とシアトルを結ぶ便は、2027年3月下旬に再開する予定だと発表されています。デルタ航空のグランドスタッフとして働く場所は、まず羽田が中心と考えるとよさそうです。
アメリカン航空
アメリカン航空は、成田空港では第2ターミナルに入っています。羽田では、2026年3月29日からダラス・フォートワース線とロサンゼルス線を運航しています。
2027年3月27日からは、日本航空との提携のもとで、シカゴと成田を結ぶ便も始まる予定です。アメリカン航空のグランドスタッフについては、空港業務を受け持つ会社を公式情報で確かめられませんでした。
ハワイアン航空
ハワイアン航空は、アラスカ航空のグループに入り、統合が進んでいます。2026年4月からは、便名がアラスカ航空と同じ「AS」のコードになりました。
日本の路線は、成田とシアトル、羽田とホノルル、大阪とホノルルの3つが公式の路線表に載っています。福岡とホノルルの便は運休になりました。
『ハワイアン航空のグランドスタッフになりたいのに、会社が変わってしまうの?』と心配になる方もいますよね。ブランドは残したまま統合が進んでいるので、応募する時点の会社名と募集の出し方を確かめてみてください。
空港業務を受け持つ会社はどう確かめる?
空港の航空会社一覧には、業務を受け持つ会社の名前は載っていません。ハンドリング会社の公式サイトで、取引先や受託先に航空会社の名前があるかを見ていきます。
成田や羽田の公式の航空会社一覧には、社名やターミナルは書かれていても、ハンドリング会社の欄はありません。ここが探しにくい理由なんです。

公式サイトで確かめられた範囲をまとめると、次のようになります。
| 航空会社 | 公式サイトに名前が挙がっていた日本の会社 |
|---|---|
| ユナイテッド航空 | FMG(主要取引先として記載)、ANA関西空港(受託航空会社として記載) |
| デルタ航空 | FMG(主要取引先として記載) |
| ハワイアン航空 | FMG(主要取引先として記載) |
| アメリカン航空 | 公式情報では確認できず |
ANA関西空港は、ANAグループの関西空港の会社です。ANAやJALのグループ会社に入っても、外国の航空会社の便に関われることがあるんです。
取引先の一覧は、どの空港で何の業務をしているかまで書かれていないことがほとんどです。勤務地や仕事内容は、それぞれの会社の募集要項で確かめるのが確実ですよ。
- 空港の公式サイトで、その航空会社がどの空港に就航しているかを確かめる
- ハンドリング会社の公式サイトで、取引先や受託先にその航空会社があるかを見る
- その会社の採用ページで、勤務地と担当する業務を確かめる
- 見つからなければ、航空会社の公式サイトの採用ページも見てみる
成田ではターミナルも確かめておく
成田空港の公式一覧では、航空会社ごとに入っているターミナルが分かります。ユナイテッド航空は第1ターミナルの南ウイング、アメリカン航空は第2ターミナルです。
デルタ航空は第1ターミナルの北ウイングに載っていて、大韓航空とのコードシェアと注記されています。同じ成田でも、ターミナルが違えば職場の場所も変わるんです。
通勤のしやすさや、同じターミナルにどんな航空会社が入っているかも、働く場所を考える材料になりますよ。
航空会社の採用ページも見ておく
『航空会社が自分で地上職を採用していることはないの?』と気になる方もいますよね。
外国の航空会社の中には、自社の公式サイトに採用ページを設けているところもあります。日本の空港の仕事が載っていないか、ハンドリング会社とあわせて両方を見ておくと見落としが減ります。
FMGのほかにも、外国の航空会社の便を受け持つ会社はいくつかあります。代表的な会社は空港ごとのハンドリング会社やスイスポートジャパンのグランドスタッフで紹介しています。
受け持つ航空会社や募集の内容は、契約や年度によって変わります。最新は各社の公式採用ページで確認してみてください。
アメリカの航空会社の便で求められる語学力
アメリカの航空会社の便では、旅客もスタッフどうしの連絡も英語の場面が多くなります。点数よりも、手続きの英語を正確に使えるかが大切です。
『英語がペラペラじゃないと無理かな』と不安に思う方も多いはずです。
求められる語学力は、会社や募集によって違います。例えばスイスポートジャパンの旅客サービスの募集では、応募資格の必須に「英語スキル(ビジネスレベル)」と書かれていました。
カウンターでは、例えばこんなやり取りが英語で交わされます。
「Do you have any bags to check in?」
「Yes, just this one. Is the flight on time?」
最初から難しい会話ができる必要はありません。空港でよく使う言い回しを正確に言えることが土台になります。
- 搭乗手続きでよく使う英語の言い回しを声に出して覚える
- 時刻・便名・ゲート番号などの数字を英語ですばやく言えるようにする
- TOEICなどで、今の英語力を数字で把握しておく
- 英語の案内放送を聞いて、聞き取れない言葉をメモする
国際線の便に合わせた働き方
厚生労働省のjob tagでは、グランドスタッフは始発便から最終便まで交替制で働き、夜勤をすることもあると紹介されています。
アメリカ行きの便は、夕方から夜に出発するものも多くあります。担当する便の時間によって、勤務の時間帯が変わることも覚えておきましょう。
天候の悪化などで便が遅れた時は、乗り継ぎの案内や予約の変更にも英語で対応します。大変な場面ですが、困っている旅客を助けられた時の手応えは大きいですよ。
語学の目安をもっと詳しく知りたい方は、グランドスタッフの語学力を見てみてください。
アメリカの航空会社のグランドスタッフについてよくある相談
アメリカの航空会社で働きたい方から寄せられることの多い相談に答えていきます。
相談1:外資系の航空会社のグランドスタッフは、どこに応募すればいい?
「外資系航空会社のグランドスタッフになりたくて調べているが、どこが募集しているのかいまいち分からない」という相談があります。
この記事で紹介したとおり、まずは働きたい航空会社の便を受け持つ日本の会社を探すのが近道です。航空会社の名前だけで求人を探しても、見つからないことがよくあります。
外資系の便を受け持つ会社のかたちは、外資系航空会社のグランドスタッフで詳しく紹介しています。
相談2:高校生のうちから、アメリカの航空会社で働くために何をすればいい?
「将来はデルタ航空のような会社で働きたい高校生。外国の人と話せるようになりたい」という相談もあります。
高校生のうちは、英語の基礎をしっかり固めておくのがいちばんです。英語で話す機会を少しずつ増やしておくと、空港の仕事に就いたときにも生きてきます。
進学先を選ぶときは、空港の業務や語学をどう学べるかを比べてみるのがおすすめです。エアライン系の学校の比べ方は資料請求で学校を比べる方法でまとめています。
グランドスタッフドットコム
エアライン系の学校を比べたい方へ
グランドスタッフを目指す道は、エアライン系の専門学校・短大・大学、社会人からの転職とさまざまです。自分に合う学び方を選ぶには、気になる学校の資料を取り寄せて、接客や語学の授業、空港での実習、就職の支え方を同じ目線で見比べるのが近道です。資料請求で確かめたい点と比べ方をまとめました。
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相談3:お世話になったグランドスタッフにお礼を伝えたい
「成田空港のデルタ航空のカウンターで親切にしてもらった。お礼を送りたいが、送り先が分からない」という相談もありました。
グランドスタッフは、航空会社とは別の会社の社員であることも多いので、送り先が分かりにくいですよね。航空会社の公式のお問い合わせ窓口から、利用した日と便名を添えて伝えるのが分かりやすい方法です。
こうした感謝の声が届くのも、グランドスタッフの仕事のやりがいの一つなんです。
よくある質問
ユナイテッド航空のグランドスタッフは、ユナイテッド航空の社員ですか?
日本の空港では、空港業務を受け持つ日本の会社の社員が対応していることが多いです。例えばFMGは、主要取引先にユナイテッド航空を挙げています。
デルタ航空のグランドスタッフはどこの空港で働けますか?
デルタ航空は2020年に成田の便を羽田に集めていて、今は羽田が中心です。成田とシアトルを結ぶ便は2027年3月下旬に再開する予定と発表されています。
アメリカン航空のグランドスタッフの求人はどこで探せますか?
アメリカン航空の便を受け持つ会社は、公式情報では確認できませんでした。ハンドリング会社の取引先一覧や、航空会社の公式サイトの採用ページを見てみてください。
ハワイアン航空のグランドスタッフは今も募集がありますか?
ハワイアン航空はアラスカ航空との統合が進んでいて、成田・羽田・大阪に路線があります。募集の有無は年度で変わるので、取引先に名前があるFMGなどの採用ページで確かめてみてください。
まとめ
- アメリカの航空会社の便は、日本のハンドリング会社が受け持つことが多い
- ユナイテッド航空は成田・羽田・関西・新千歳、中部はグアム線
- デルタ航空は羽田が中心、アメリカン航空は羽田と成田
- ハワイアン航空はアラスカ航空との統合が進行中
- 応募先は、ハンドリング会社の取引先一覧から探すと見つけやすい





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