スカイマークのグランドスタッフ|仕事と働き方の特徴

スカイマークのグランドスタッフについて、仕事と働き方の特徴を解説する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、編集部が厚生労働省・文部科学省などの公的機関や、航空会社・空港会社の公式サイトの公開情報を調べて独自に執筆しています。募集要項や就航地は年度や時期によって変わることがあるため、最新の情報は各社の公式サイトで確認してください。紹介しているサービスの一部にはPRを含みます。

スカイマークのグランドスタッフに興味はあるけれど、どこに応募すればいいのか分からない。そんな方も多いですよね。

結論から言うと、スカイマークはグループ会社を作らず、グランドスタッフにあたる「地上旅客職」を自社で採用しています。応募先はスカイマーク本体です。

この記事を読むと、会社の特徴、応募資格、勤務地の空港、働き方の考え方が分かります。

目次

スカイマークはどんな会社?

先に結論

スカイマークは羽田空港に本社を置く航空会社で、羽田を中心に国内線を運航しています。空港の仕事も含めて、運航に関わる職種をすべて自社で採用しているのが大きな特徴です。

まずは公式の会社概要と採用ページに書かれている内容を表にまとめました。

項目公式に書かれている内容
会社名スカイマーク株式会社
設立1996年11月12日
本社東京都大田区羽田空港 ユーティリティセンタービル8階
事業内容定期航空運送事業ほか
就航羽田空港を中心に国内23路線、12都市(2024年4月現在の表記)
空港の仕事の担い手グループ会社を作らず、地上旅客職などすべての職種を自社で採用

『就航都市が12って、意外と少ないの?』と思う方もいるかもしれません。

ただ、空港の数が絞られている分、同じ空港の同じ仲間と長く顔を合わせる働き方になりやすい、と考えることもできますよね。

自社で採用されると、何が違う?

『自社採用って、ほかの会社とどう違うの?』と気になりますよね。応募先の考え方を、ANAやJALのように空港ごとのグループ会社が受け持つ形と並べてみました。

比べる点スカイマーク(自社採用)空港ごとのグループ会社が受け持つ形
応募先スカイマーク本体働きたい空港のグループ会社や協力会社
担当する便自社の便が中心グループの便に加えて、受託している他社の便もある
勤務地全国の空港支店(全国配置あり)その会社が受け持つ空港が中心

どちらが良い、という話ではありません。

「同じ会社の便を、全国のいろいろな空港で支えたい」という方には、スカイマークの形がイメージしやすいかもしれませんね。

羽田は第1ターミナル

羽田空港の公式サイトでは、国内線の第1ターミナルを使う航空会社として、JAL・スターフライヤーと並んでスカイマークが案内されています。

羽田で働く場合は、第1ターミナルのカウンターや搭乗口が職場のイメージになります。

スカイマークのグランドスタッフの仕事

先に結論

仕事の中心は、空港のカウンターでのチェックインと、搭乗口での案内です。job tagで紹介されているグランドスタッフの仕事と、大きく変わりません。

job tagでは、グランドスタッフの仕事を「旅客が空港に到着してから飛行機に搭乗するまでと、飛行機が到着してから空港を出るまでのサービス」とまとめています。

場面主な仕事(job tagの紹介より)
カウンター航空券の日付・便名・氏名の確認、搭乗券の発券、座席の割り振り
手荷物スーツケースなどの重さを量って預かり、持ち込めない物を説明
搭乗口搭乗の案内とアナウンス、優先搭乗が必要なお客様への配慮
到着飛行機を降りたお客様の案内、乗り継ぎの案内
スカイマークのグランドスタッフが受け持つカウンター・手荷物・搭乗口・到着の4つの場面を、出発から到着までの流れで並べた図解

例えばこんな場面

朝一番の便のチェックインが混む時間帯は、セルフ機の前で迷うお客様に声をかけることもあります。

「お手続きはこちらの機械でできますよ。一緒にやってみましょうか」
「助かります、初めてで分からなくて」

job tagでも、発券は自動化が進む一方で、高齢のお客様や車いすのお客様のサポート、トラブルの対応は機械に任せられないと書かれています。

補足

スカイマークは空港の仕事も自社で採用しているので、チェックインをするスタッフも、運航する会社の社員として働くことになります。グループ会社や委託会社に採用される形との違いは、グランドスタッフはどこの会社に勤める?航空会社と委託会社の違いで紹介しています。

シフトとイレギュラーの対応

job tagでは、グランドスタッフは始発便が出る朝から最終便が着く夜まで、交替制で働くと紹介されています。休みは曜日に関係なく交替でとり、週に2日ほどの休日になることが多いそうです。

スカイマークの募集要項でも、シフト勤務ができることが応募の条件に入っていました。

天気が崩れた日は、欠航や遅れの案内に追われることもあります。

「申し訳ございません。この便は出発が遅れる見込みです」
「次の便に変えることはできますか」

こうした場面で落ち着いて案内できるかどうかが、お客様の安心につながるんです。大変な場面ですが、「助かったよ」と言ってもらえた時のうれしさも大きい仕事です。

向いている人と、身につけていく知識

job tagでは、グランドスタッフに求められる資質として、定時出発のための責任感、その場に合った判断力と実行力、コミュニケーション能力、親しみやすさが挙げられています。

当てはまるか見てみよう
  • 時間どおりに動くことが苦にならない
  • 予定が急に変わっても、落ち着いて次の手を考えられる
  • 初めて会う人にも自分から声をかけられる
  • 仲間と声をかけ合って動くのが好き

仕事で使う知識は、働きながら覚えていくものも多いです。job tagでは、機内に持ち込めない物や空港の立入制限区域などの航空法の知識、航空券や運賃のルールである運送約款の知識が挙げられています。

『今は何も知らないけど大丈夫かな』と心配な方も、まずは空港を利用するお客様の目線で、手続きの流れを知るところから始めてみてください。

国内線の会社で働くということ

スカイマークは国内線の会社なので、日々の仕事は国内線のお客様が中心です。

国際線のようにパスポートやビザを確かめる手続きは少ない分、たくさんの便を時間通りに送り出す力が求められます。国内線の仕事の特徴は国内線のグランドスタッフ|仕事の特徴と向いている人で詳しく紹介しています。

勤務地の空港から見るスカイマークの働き方

ここが大事なところです

スカイマークの地上旅客職は、羽田のほか全国の空港支店が勤務地になり、全国転勤・全国配置ありと書かれています。「どこで働くか」を考えておくことが大切なんです。

採用ページに書かれていた勤務地を、地域ごとに並べてみました。

地域募集要項に書かれていた勤務地
北海道千歳空港支店
関東東京空港支店(羽田)、茨城空港支店
中部・関西中部国際空港支店、神戸空港支店
九州福岡空港支店、長崎空港支店、鹿児島空港支店
沖縄沖縄空港支店、下地島空港支店

募集要項では「ほか」とも書かれているので、勤務地はこの表がすべてではありません。

スカイマークの地上旅客職の勤務地として募集要項に書かれていた空港支店を、日本地図の上に地域ごとに示した図解

『地元の空港だけで働きたい』という方は、ここが一番気になるところですよね。全国配置ありとされている以上、最初の配属や異動で地元を離れることも考えておきましょう。

応募する前に考えておきたいこと
  • 地元を離れて働くことになっても大丈夫か考える
  • 住む場所が変わった時の暮らし方をイメージする
  • 家族と転勤の可能性について話しておく
  • 説明会で配属の決め方を質問する

地方の空港で働くということ

下地島や茨城のような空港は、大きな空港とは便の数や働く人数が違います。

ほかの地方空港の働き方は地方空港のグランドスタッフ|大きな空港との違いと探し方で紹介しているので、あわせて読んでみてください。

応募資格と採用ページの見方

先に結論

2027年度新卒の地上旅客職は、専門学校・高等専門学校・短期大学・大学・大学院が対象で、学部学科の指定はありません。英語は英検2級かTOEIC公開テスト500点程度以上が「望ましい」とされています。

公式の募集要項に書かれていた主な条件を表にしました。

項目2027年度新卒「地上旅客職」の募集要項
対象2026年4月から2027年3月までに、専門学校・高等専門学校・短期大学・大学・大学院を卒業・修了見込みの方
学部学科指定なし
英語の目安英検2級、TOEIC公開テスト500点程度以上が望ましい
そのほかの条件シフト勤務ができること、指定の通勤圏内に住めること
併願客室乗務職との併願はできない
福利厚生の例自社便優待搭乗制度

雇用形態は、今回確認した募集要項では正社員などの書き方を見つけられませんでした。応募する前に、スカイマークの採用ページの募集要項で確かめてみてください。

募集の内容は年度で変わるので、最新は各社の公式採用ページで確認を。

よくある勘違い

客室乗務職と地上旅客職は同じ年に両方を受けられません。『どちらも受けておけば安心』と考えていると、出願の時に困ってしまいます。どちらを目指すか、先に決めておきましょう。

英語の準備はどう進める?

英語の目安にあるTOEIC公開テストのうち、よく受けられているListening & Readingは10点から990点までのスコアで結果が出ます。合否ではなくスコアで見る試験なので、今の力を知るのに向いています。

英語の準備の進め方
  1. 一度受けて、今のスコアを知る
  2. 目安の500点程度との差を確かめる
  3. 空港で使う案内のフレーズを声に出して練習する
  4. もう一度受けて、伸びを確かめる

点数だけでなく、カウンターで実際に話せるかどうかも大切です。語学の考え方はグランドスタッフの語学力|英語・韓国語・フランス語はどこまで必要?でも紹介しています。

進路を選ぶ段階の方へ

専門学校から大学院まで応募できるので、進路の選び方は人それぞれです。

エアライン系の学科がある専門学校や大学の資料を並べて、英語の授業や空港の実習があるかを比べてみるのも一つの方法ですよ。

グランドスタッフドットコム

エアライン系の学校を比べたい方へ

グランドスタッフを目指す道は、エアライン系の専門学校・短大・大学、社会人からの転職とさまざまです。自分に合う学び方を選ぶには、気になる学校の資料を取り寄せて、接客や語学の授業、空港での実習、就職の支え方を同じ目線で見比べるのが近道です。資料請求で確かめたい点と比べ方をまとめました。

無料エアライン系の学校の資料請求と比べ方を見る

学科の内容や募集要項、オープンキャンパスの日程は年度で変わります。最新の情報は各学校の公式サイトで確認してください。

スカイマークのグランドスタッフについてよくある相談

ここで取り上げる相談

Q&Aサイトでよく見かける相談から、スカイマークを目指す方に役立つものを3つ選んで答えます。

「スカイマークのグランドスタッフになるには、どこに就職すればいい?」

とても多い質問です。答えは「スカイマーク本体」です。

ANAやJALのように空港ごとのグループ会社を受けるのではなく、スカイマークの採用ページから地上旅客職に応募します。ここを知らずに、空港の別の会社を探してしまう方もいるんです。

「出身の学校で不利になることはある?」

学校の名前を気にする方は少なくありません。

公式の募集要項では、学部学科の指定はなく、専門学校から大学院まで幅広く対象になっています。学校の名前より、シフト勤務ができるか、英語をどこまで準備できるかを見ておく方が役に立ちますよ。

「派遣社員としてスカイマークの空港で働くことはできる?」

派遣の募集があるかどうかは、今回確認したスカイマークの公式採用ページでは分かりませんでした。

もし派遣会社の求人で見かけたら、雇い主がどの会社なのか、仕事の内容はどこまでかを、求人を出している会社に確かめてみてください。派遣の考え方は派遣・業務委託でグランドスタッフとして働く|会社の探し方でまとめています。

よくある質問

スカイマークのグランドスタッフの職種名は何ですか?

公式の新卒採用では「地上旅客職」という名前で募集されています。カウンターや搭乗口でお客様を案内する仕事です。

スカイマークのグランドスタッフは、どこの空港で働きますか?

羽田の東京空港支店のほか、千歳・茨城・中部国際・神戸・福岡・長崎・鹿児島・沖縄・下地島などの空港支店が勤務地として書かれています。全国転勤・全国配置ありとされています。

英語はどのくらい必要ですか?

募集要項では、英検2級かTOEIC公開テスト500点程度以上が望ましいとされています。必須ではありませんが、準備の目安にしてみてください。

スカイマークのグランドスタッフに福利厚生はありますか?

募集要項には「自社便優待搭乗制度」が載っていました。どんな内容かは公式に詳しく書かれていないので、説明会などで確かめてみてください。

客室乗務職と一緒に受けることはできますか?

公式の募集要項では、客室乗務職との併願はできないとされています。どちらを目指すか決めてから応募しましょう。

まとめ

この記事の要点
  • スカイマークはグループ会社を作らず、地上旅客職を自社で採用している
  • 羽田を中心に国内線を運航し、羽田では第1ターミナルを使う
  • 勤務地は全国の空港支店で、全国転勤・全国配置あり
  • 専門学校から大学院まで応募でき、英語は英検2級かTOEIC500点程度以上が望ましい
グランドスタッフドットコム

グランドスタッフドットコム 編集部

空港のグランドスタッフの仕事内容、なり方と進路、専門学校や大学での学び方、採用試験の準備、航空会社や空港会社ごとの違いを、公的機関と各社の公式情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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