キャセイパシフィック航空のグランドスタッフ|アジアの航空会社で働く

キャセイパシフィック航空・タイ国際航空・エバー航空などアジアの航空会社のグランドスタッフの働き方を解説する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、編集部が厚生労働省・文部科学省などの公的機関や、航空会社・空港会社の公式サイトの公開情報を調べて独自に執筆しています。募集要項や就航地は年度や時期によって変わることがあるため、最新の情報は各社の公式サイトで確認してください。紹介しているサービスの一部にはPRを含みます。

キャセイパシフィック航空のグランドスタッフや、台湾・タイなどアジアの航空会社で働いてみたい、という方もいますよね。

結論から言うと、日本の空港でのアジアの航空会社の旅客業務は、日本のハンドリング会社や、ANA・JALのグループ会社などが受け持っていることが多いんです。働きたい航空会社と空港を決めて、その便を受け持つ会社を探すのが近道です。

この記事を読むと、アジアの5つの航空会社の就航空港と、働く会社の確かめ方、語学の準備が分かります。

目次

アジアの航空会社のグランドスタッフとは?

先に結論

アジアの航空会社のグランドスタッフとは、日本の空港でその便の搭乗手続きや搭乗案内を受け持つ人のことです。雇っているのは、航空会社から仕事を任された日本の会社であることが多いです。

日本の空港には、香港・台湾・タイ・マレーシアなど、アジアのいろいろな航空会社が就航しています。カウンターでの搭乗手続き、手荷物の預かり、搭乗口での案内は、日本の空港の決まりに沿って行われます。

『キャセイの社員になって、日本の空港で働くのだと思っていた』という方も多いはずです。実は、カウンターに立つ人の多くは、空港業務を受託する日本の会社の社員なんです。

外資系の便を受け持つ働き方の全体は、外資系航空会社のグランドスタッフで紹介しています。

アジアの航空会社5社の日本の就航をくらべる

空港の公式サイトで就航を確かめられる

就航している空港は航空会社ごとに違います。空港の公式サイトの国際線の航空会社一覧や、航空会社の公式サイトで確かめてみましょう。

ここがこの記事で一番お伝えしたいところです。公式サイトで確かめられた就航の情報を、5社まとめて比べてみました。

航空会社成田羽田中部福岡ほかに確かめられたこと
キャセイパシフィック航空第2ターミナル一覧に掲載香港 週21往復(うち7往復は台北経由)掲載羽田の第3ターミナルにラウンジ
タイ国際航空第1ターミナル南ウイング一覧に掲載バンコク 週7往復掲載福岡はカウンターが国際線ターミナルのE列
エアアジア(グループ各社)タイエアアジアなどが第2・第3ターミナルエアアジアXが一覧に掲載未確認タイエアアジアなどが掲載那覇にタイ・エアアジア
エバー航空第1ターミナル南ウイング日本の出発地に掲載一覧に記載なし日本の出発地に掲載札幌・青森・仙台・小松・大阪・神戸・松山・沖縄も出発地に
チャイナエアライン第2ターミナル一覧に掲載台北 週14往復掲載那覇・高松・熊本にも

中部の便数は2026年9月時点の情報です。関西や新千歳は、空港や航空会社の公式の一覧を確かめられなかった会社が多く、表には入れていません。

アジアの航空会社5社の日本の就航空港を、成田・羽田・中部・福岡などの空港ごとに比べ、受け持つ会社の探し方を示した図解

5社それぞれのポイント

表だけでは見えにくい点を、航空会社ごとに補っておきますね。

キャセイパシフィック航空は、香港と日本を結ぶ便を運航しています。中部では香港との便が週21往復あります(2026年9月時点)。羽田空港の公式サイトでは、第3ターミナルの航空会社ラウンジの1つに挙げられています。

タイ国際航空は、タイ航空とも呼ばれます。福岡空港の案内では、遺失物の窓口として地上業務代理の事務所の名前が書かれていて、空港の業務を別の会社が受け持っていることがうかがえます。

エアアジアは、グループの名前です。日本の路線は、エアアジアX、タイエアアジア、フィリピン・エアアジアなど、国ごとに別の会社が運航しています。

エバー航空は、台北と日本の各地を結んでいます。日本向けの特設ページの沿革では、1994年12月に福岡と台北の路線で日本に乗り入れたと紹介されています。

チャイナエアラインは、中華航空とも表記され、台北と日本の空港を結んでいます。公式の沿革では、2023年9月に台北と熊本を結ぶ路線を開いたと書かれています。

アジアの航空会社の便を受け持つ会社

航空会社の名前を挙げている会社から探す

アジアの航空会社の便を受け持つ会社は、航空会社や空港によって違います。公式サイトの受託先や取引先、実績にその航空会社の名前を挙げている会社から探すのが確実です。

各社の公式サイトに、5社の名前が載っていた会社をまとめました。

航空会社名前を挙げている会社の例
キャセイパシフィック航空関西エアポートアビエーションサービス(旧CKTS)、FMG
タイ国際航空関西エアポートアビエーションサービス(旧CKTS)、ANA新千歳空港
エアアジア(エアアジアX)関西エアポートアビエーションサービス(旧CKTS)
エバー航空ANA新千歳空港、ANA関西空港、ANA福岡空港、西鉄エアサービス
チャイナエアライン四国航空(高松)、西鉄エアサービス

関西エアポートアビエーションサービスは、関西空港と羽田空港のハンドリング会社です。もとは1990年に「キャセイ関西ターミナルサービス」という名前で設立された会社で、2026年4月に今の社名になりました。

表を見ると、エバー航空やタイ国際航空の便は、ANAグループの空港会社が受け持っている空港もあることが分かります。ANAの採用ページにも、一部の空港では海外の航空会社から日本での旅客ハンドリングを受託していると書かれています。

外資系の専門の会社だけでなく、ANAやJALのグループ会社も探す先に入れておくと、選べる道が広がりますよ。

『この一覧に名前があれば、その空港で働けるの?』と思う方もいますよね。

取引先や実績の一覧には、どの空港で今どの業務を受け持っているかまで書かれていないことがあります。勤務地や担当の航空会社は、最新の募集要項や採用窓口で確かめるのが安心です。

アジアの航空会社の便に関わる求人を探す流れ
  1. 働きたい航空会社と空港の組み合わせを決める
  2. 空港の公式サイトで、その航空会社が就航しているか確かめる
  3. 上の表を手がかりに、名前を挙げている会社の採用ページを見る
  4. 募集要項で勤務地と担当する航空会社を確かめる
  5. 書かれていなければ、採用窓口に問い合わせる

外資系の便を受け持つ会社の例として、スイスポートジャパンのグランドスタッフもあわせて読んでみてください。

募集の内容は年度で変わるので、最新は各社の公式採用ページで確認してみてください。

中国語・英語など語学の準備

英語が土台、航空会社の国の言葉があると会話が広がる

アジアの航空会社の便では、英語に加えて、中国語やタイ語など、その国の言葉が話せると旅客との会話がよりスムーズになります。

『キャセイで働くには、英語と中国語の両方が必須?』と不安に思う方もいますよね。

求める語学力は、受け持つ会社の募集要項によって違います。参考として、日本の空港会社が公式に書いている例を並べてみます。

会社語学について公式に書かれていること
スイスポートジャパン(旅客サービス)応募資格の必須に「英語スキル(ビジネスレベル)」
JALスカイ英検2級、もしくはTOEIC550点程度以上が望ましい。中国語・韓国語などの他言語も役立つ
ANAエアポートサービス羽田では英語だけでなく中国語・韓国語なども重要性が高まっている

アジアの航空会社の便のカウンターでは、例えばこんなやり取りがあります。

「台北で乗り継ぎですね。次の便の搭乗口は、到着してから案内表示で確かめてくださいね」
「分かりました。荷物は最後まで預けたままで大丈夫ですか?」

国際線のチェックインカウンターで、アジアへ向かう便の旅客に乗り継ぎの案内をする場面を表した写真

相手の言葉で一言添えられると、旅客の表情がぐっとやわらぎます。

語学の準備でやっておきたいこと
  • 空港の手続きでよく使う英語の言い回しを覚える
  • 働きたい航空会社の国の言葉で、あいさつと案内を練習する
  • TOEICなどで、今の英語力を確かめておく
  • 乗り継ぎや手荷物の預け先を、短い文で説明できるようにする

語学の目安は、グランドスタッフの語学力で会社ごとの例を紹介しています。

アジアの航空会社のグランドスタッフについてよくある相談

仕組みが分かると、応募先が見えてくる

アジアの航空会社のグランドスタッフを目指す人から、よく寄せられる相談に答えていきます。

相談1:CKTSってどんな会社?

「航空業界のCKTSについて、知っていることを詳しく教えてほしい」という相談があります。

CKTSは、2026年4月に「関西エアポートアビエーションサービス」に社名が変わりました。関西空港と羽田空港で、旅客・ランプ・貨物のハンドリングや航空機の整備の支援などを行う会社です。

取扱の実績には、キャセイパシフィック航空、タイ国際航空、エアアジアXなど、アジアの航空会社の名前も並んでいます。ほかの会社との違いは、空港ごとのハンドリング会社で紹介しています。

相談2:エバー航空は新卒でグランドスタッフを採用している?

「エバー航空は今、新卒でグランドスタッフを採用しているのか」という相談もあります。

エバー航空の公式サイトには地上職の採用ページがありますが、本文は今回確認できませんでした。日本の空港では、ANAグループの空港会社や西鉄エアサービスがエバー航空の名前を受託先に挙げているので、そちらの新卒採用もあわせて調べてみてください。

相談3:キャセイで働くには英語と中国語が必須?

「キャセイパシフィック航空でグランドスタッフとして働くには、英語と中国語が必須なのか」という相談もあります。

求める語学力は受け持つ会社によって違い、中国語を条件にしているかは今回は確認できませんでした。英語の土台をつくりつつ、中国語は役立つ言葉として準備しておくといいですよ。

アジアの航空会社を目指す人の進路

語学と国際線の知識を伸ばせる環境を選ぶ

アジアの航空会社のグランドスタッフを目指すなら、英語と、働きたい航空会社の国の言葉、国際線の知識を伸ばせる進路を選ぶと安心です。

外国語を深く学びたいなら語学系の学校、空港の仕事や接客もまとめて学びたいならエアライン系の専門学校や大学、という選び方があります。

『中国語の授業がある学校はどこ?』という方は、いくつかの学校の資料を取り寄せて、第二外国語の授業や空港実習の中身を比べてみてください。比べ方はエアライン系の学校を資料請求で比べる方法でまとめています。

グランドスタッフドットコム

エアライン系の学校を比べたい方へ

グランドスタッフを目指す道は、エアライン系の専門学校・短大・大学、社会人からの転職とさまざまです。自分に合う学び方を選ぶには、気になる学校の資料を取り寄せて、接客や語学の授業、空港での実習、就職の支え方を同じ目線で見比べるのが近道です。資料請求で確かめたい点と比べ方をまとめました。

無料エアライン系の学校の資料請求と比べ方を見る

学科の内容や募集要項、オープンキャンパスの日程は年度で変わります。最新の情報は各学校の公式サイトで確認してください。

国際線の仕事の特徴は、国際線のグランドスタッフでも紹介しています。韓国の航空会社については韓国LCCのグランドスタッフも読んでみてください。

よくある質問

キャセイパシフィック航空のグランドスタッフはどこの会社に勤めていますか?

日本の空港では、外国の航空会社の便を受け持つ日本の会社に勤めていることが多いです。関西エアポートアビエーションサービス(旧CKTS)やFMGが、公式サイトの実績や取引先にキャセイパシフィック航空を挙げています。

タイ航空のグランドスタッフになるにはどうすればいいですか?

働きたい空港にタイ国際航空が就航しているかを確かめ、その便を受け持つ会社の募集を探してみてください。ANA新千歳空港や関西エアポートアビエーションサービス(旧CKTS)が、受託先や実績にタイ国際航空を挙げています。

エアアジアのグランドスタッフはどこで募集していますか?

エアアジアはグループの名前で、日本の路線は国ごとの別会社が運航しています。関西エアポートアビエーションサービス(旧CKTS)の実績にエアアジアXの名前がありますが、空港ごとの担い手は募集要項で確かめてください。

エバー航空のグランドスタッフはどこの会社に勤めていますか?

空港によって違います。ANA新千歳空港・ANA関西空港・ANA福岡空港が受託航空会社にエバー航空を挙げていて、西鉄エアサービスの受託実績にも名前があります。

チャイナエアラインのグランドスタッフはどこの会社が受け持っていますか?

高松空港では四国航空がチャイナエアラインの便をハンドリングしていると公式サイトに書いています。西鉄エアサービスの受託実績にも名前があります。

まとめ

この記事の要点
  • アジアの航空会社の日本の空港業務は、日本の会社が受け持っていることが多い
  • 就航空港は航空会社ごとに違い、空港の公式サイトの一覧で確かめられる
  • 受け持つ会社は、受託先や取引先、実績に名前を挙げている会社から探す
  • エアアジアはグループ名で、日本の路線は国ごとの別会社が運航している
  • 英語が土台で、中国語やタイ語など航空会社の国の言葉も役立つ
グランドスタッフドットコム

グランドスタッフドットコム 編集部

空港のグランドスタッフの仕事内容、なり方と進路、専門学校や大学での学び方、採用試験の準備、航空会社や空港会社ごとの違いを、公的機関と各社の公式情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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